砂防ダムの水叩きの設置目的は、本体のクリープ比低下抑制、大掃流力(洪水等その河川特有の大きな流量)時の特に巨石の自由落下に伴うダム下流面河床の洗掘削防止、下流部の河床高維持に伴う揚圧力(洪水時)設計条件の維持等です。
よって材質(コンクリートならば)は粗骨材最大寸法をできる限り大きく、骨材(粗骨材)容積をできるだけ多くしたい事から、スランプ値はそのような指定になる場合が多い、設計の仕方にもよるが水叩きの部材厚さが十分あるときは、下層をノーマルコンクリート上層を天然石を投入する等工夫すれば、すべてコンクリートはポンプ打設が可能であるが、役所の標準設計では、通常画一的であるのでそのような仕様書はまず示されない。
スランプ5cm(40mm骨材)でポンプ圧送は可能かと聞かれたら、圧送長さによるが「不可能ではない」という答え方になるが、施工機械の選定、試験練りの実施、流動化剤の使用等面倒なこと種々答えを出さなければならない。
索道、仮設道等利用によるバケット打設を行うのがよろしいかと思います。なお、注文の生コンクリート工場の粗骨材実績率が60%程度を下回っているとスランプ8cm程度でも不可能のケースがあります。私が経験した中で元も過酷な条件はスランプ8cm、Gmax=40mm、運搬時間40分、配管長さ30m(結構余裕があった)
参考までに、水叩きの上面に鉄板、鉄道レールを張る工法。構造とすればスキージャンプ方式や、下流に副ダムを設置し減水プールを設ける等があります。
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