生物屋 wrote.
>土木の施工屋 wrote.
>
>>コンクリート技士試験で「疲労による劣化は、コンクリートが飽水状態にある場合のほうが気乾状態にある場合よりも進行しやすい。この記述は適当であるか?」
>>という設問があり、答は適当でした。
>>この現象のメカニズムがわかる方、是非教えて下さい。
>
>参考書等に書かれている実験データから、設問は正しいのはわかるのですが、メカニズムについては厳密にはまだ判明していないのではないでしょうか。
>
>以下に私なりの解釈を書きます。それを踏まえて読んで下さい。
>気乾状態のコンクリート内部には、当然空隙が含まれている。飽和水状態であれば、その空隙には水で置き換わっていると思われる。
>空気は圧縮に対する変形が大きいので、コンクリートにひずみが生じた場合、空隙中の空気は圧縮されても変形して圧力を緩和してくれる。
>空隙が水で満たされていた場合を考えると、水は変形能力が空気に比べて小さいため、コンクリートにひずみが生じてもそれほど水は変化せず、近辺のコンクリートに圧力をかけてしまうのではないか。
>疲労破壊は繰り返し荷重がかかる状態なので、少しでも圧力を緩和してくれていれば疲労は進行しにくいのではないかと思います。
>
>もっと簡単に考えてみると、コンクリートの中間にゴムを挟んで荷重をかける(気乾状態)のか、鉄を挟んで荷重をかける(飽和水状態)のかというイメージかなと思います。
なるほど!納得です。
いろんな文献をみたのですが一番納得できました。
貴重なご意見ありがとうございます。
|
このレスへの感心度:
×267
×219
×188
|
このレスに感心したらあなたもクリック→
フムフム
ナルホド!
スゴイ!!
|
過去ログ入りしているため、この記事への返信はできません。
|