レイ・コーポレーションの焼却灰安定化処理技術
〜資源と施設の再活用が新たなビジネスチャンスを拓く
(2)調査、実証、技術確立
焼却灰の調査 〜ふるい分け試験
技術開発のため焼却灰を観察したところ、異物が多く混入していることが判明した。
そこでレイ・コーポレーションでは、まず骨材として利用出来るサイズに簡単なふるい分けを行い、
異物に関してもどのような物が混入されているか調査した。
武生市の焼却灰を使用した実験では以下の結果が得られた。
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0-5mm
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71.6%
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5-10mm
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16.3%
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10-15mm
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6.3%
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15mm OVER
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5.8%
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0-5mm 砂の代替えとして利用 |

5-10mm 骨材の代替えとして利用 |

10-15mm 骨材の代替えとして利用 |

15mm OVER 異物 |
安定化処理のフローチャート
試行錯誤の末、レイ・コーポレーションが見つけ出した焼却灰安定化処理の
フローチャートは以下の通りだ。
- 焼却灰から焼却灰以外の物を取り除く
- 形状により3種類に分類する
- 含水比を計測して配合設計を行う
- 特殊な混和剤を用い焼却灰にセメント・石灰石等をコーティングする
- 排出後乾燥しコンクリートの骨材として利用
安定化処理技術の検証
レイ・コーポレーションでは上記のフローチャートに従って配合設計を行い、
焼却灰を安定化処理する技術の開発に成功した。
さらに、焼却灰安定化処理によって発生した骨材を実際にコンクリートに用い、
安全性に関して検証と実証を行った。
コンクリートの配合設計

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試験結果

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塩化物測定

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必要な設備
- 磁石による金属類の除去設備
- 粒度調整を行うふるい分け設備
- 焼却灰を造粒する設備と操作盤
- 乾燥設備
- 安定化処理を施した骨材の貯蔵設備
土壌環境基準溶出試験
「レイ・コーポレーションの焼却灰安定化処理」技術の現状
この頁の結びとして、今現在「レイ・コーポレーションの焼却灰安定化処理」技術が
どのような段階にあるのかを説明したい。
焼却灰に添加物を加え造粒し、コンクリート用の骨材にする技術については既に確立されており(実験室レベル)、
モデルプラントでの実験も結果を出している。
本技術についての特許も既に申請済みで、技術の変更やプラント設計についても技術的な確立は完了しているという。
つまり、実用化に向けての準備は整っているということで、後はビジネスベースで稼動させていくだけだ。
では実際にビジネスの種してこの「レイ・コーポレーションの焼却灰安定化処理技術」を捉えた時、
どういった要素が見えてくるのだろうか。
次頁ではその辺りを考えてみたい。
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