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記事詳細
記事番号
1252
タイトル
Re: 単位水量の測定
本文
>1.スランプ等の測定はJASS5に記載がありますが、単位水量の
>測定について記載のある仕様書等はあるのでしょうか? > 各学会から出ている標準仕様書にはないと思います。 JR東日本、西日本の土木の仕様書に記述があるようですが、確認していません。 >2.測定方法は多数紹介されていますが、建築現場でよく採用 >される方法を教えてください。また、JRで採用している方法 >を教えてください。 現場でとなると、どれが一般的かは各社によってでしょうが、 先のJRではケットのものを使用するようになっているようです。 簡易で安価なのは電子レンジを使用する高周波乾燥法でしょうか。この高周波乾燥法の測定結果から単位水量を求める際の式は、いろいろあり、建築学会の「高性能AE減水剤コンクリートの調合製造および施工指針・同解説」にある式は、混和材の固形分量をカウントしていません。各ゼネコンによってはこの部分を拡張して使用していることが多いようです。 >3.設計図書に記載する場合にどのように書いているのでしょ >うか? >追加の指定事項に「現場においてフレッシュコンクリートの >単位水量の測定を行うこと」と書くだけでは不十分でしょう >か? 良いと思いますが、ロットなどはどのようにお考えですか? >4.単位水量は〜以下で指定しますが、単位水量を測定する場 >合も〜以下だけでよいでしょうか?許容値の設定を行うこと >はないのでしょうか? 私見ですが、 測定ですの当然試験誤差を含みます。やはり許容範囲を指示すべきだと思います。 概ね±5kg/m3程度には納まると思います。 あと、生コン工場によって適合性が異なりますので、試験練りの際に同時に実施し、試験結果との差(生コン工場による特性値)を把握しておき、その差を考慮すべきだと思います。JISA5308では計量の誤差も認められており、水は1%でなかったでしょうか。 >5.指定の単位水量をオーバーした場合、どのような対処をす >るのでしょうか? どうしますか? 返品ですか? 高周波乾燥法では1試料の試験に約15分はかかります。 この間、待機にしますか? もうそのコンクリートは打設されていますか。 >6.これらのことについて説明しているサイトをご存知であれ >ば教えてください。 > すいません、わかりません。 単位水量の測定は、関西から始まり、現在はやりの試験項目ではありますが、 取り扱いに注意をする必要があります。 見掛けの単位水量をあわせてしますと、流動性の悪い施工性の悪いコンクリートになってしまい、打設した結果、ジャンカだらけになってしまいます。 硬化後のコンクリートも重要ですが、硬化後を保証できる施工性の確保も重要です。結局最後は施工ですから。 お名前
たまたま
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登録日時
2003-01-10 10:17:46
最終修正日時
2003-01-10 10:17:46
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