|
|
|
|||||||||||||
※バナー広告のお申し込み・お問い合わせはこちらをご覧下さい。
記事詳細
記事番号
1296
タイトル
Re: コンクリートとアスファルトプライマーの剥離について
本文
カンチャン <yuuji@kanbarashoten.co.jp> wrote.
>コンクリート打放し面に、アスファルト防水を行いました。 >①躯体面に直接施工すると、プライマー面から剥離 >②躯体面を目粗しした後、施工するしっかりと接着 >以上の原因について、お教え下さい。 > 川砂利wrote 接着のメカニズムとして 1.機械的結合(アンカー効果) 材料表面の孔や谷間にプライマーが入り込んでアンカーとなり接着する。 2.物理的相互作用 分子間の引き合う力(ファン・デル・ワールス力) 3.化学的相互作用 共有結合とか水素結合など 以上の3種類が組み合わさったものとして考えられています。 コンクリートの打ち放し面などは表面にCa(oH)2の層ができていることが 多く,大小の空隙の存在するコンクリート内部とは別のものです。 のっぺりとした表面には 1.のアンカー効果が十分に期待できませんので 接着力が落ちることになります。 又,表面のCa(OH)2は水溶性ですので水性プライマーでは剥がれ易くなります。 しかしアルカリに弱い溶剤系プライマーはより不可です。 コンクリート面を目粗しをすると1.のプライマーが食い込める空隙の多い部分を 作る事になるというのが一番の原因になります。 お名前
川砂利
レスへの感心度
😃: 0 😮: 0 😲 : 0
登録日時
2003-01-21 11:53:09
最終修正日時
2003-01-21 11:53:09
・[1287] コンクリートとアスファルトプライマーの剥離について カンチャン 2003-01-20 09:26:43 [返信] (コンクリート打放し面に、アスファルト防水を行いました。防水施工後、養生モルタル、…) [1296] Re: コンクリートとアスファルトプライマーの剥離について 川砂利 2003-01-21 11:53:09 [返信] (カンチャン <yuuji@kanbarashoten.co.jp> wrote.…) |