Re[3]: コンクリート表面の水分のはかり方

>「ケット科学製」は誤差が大きいということを聞いたことがありますが、
>実際私自身使ったこともないですし、その原理も知らないといったところです。
>「ポピュラー」ということですが、いまのところこの方法以外は特にないといったところでしょうか？
ケットのHIシリーズの測定原理はコンクリート中の水分による誘電率(高周波容量）の変化を検出して水分を測定する方法です。（水分量と容量が比例関係）
私も実験、現場で使用したことはありますが、確かに精度については良いとは言い難いものでした。
この他にも、2，3cm離して2つの孔をあけ、ワイヤブラシのようなものを刺し込みその間の電気の通り易さ？から含水率を求めるものもあります。ちょっと名前を忘れてしましました。
どちらもあまり精度の良いものとは言えないと思います。

>電磁波レーダを使ってコンクリート中の空洞とか鉄筋かぶりを測定する場合、コンクリートの比誘電率によりそれらの値も変わり、コンクリートの比誘電率はコンクリートの乾湿状態により変わるため、電磁波レーダを使用する場合はコンクリートの乾湿状態を補正する必要があるのかな？と思ったからです。
確かにRCを使用する場合、乾湿状態によっても若干変化すると思います。（屋外で雨の日などは測定できなくなります）けど、水が溜まったりしている状態でなければ乾湿の影響は測定誤差範囲内程度じゃないのかな？私自身の考えとしては、コンクリートの乾湿の影響よりコンクリートの配合や材料による影響の方が大きいと思うので、やっぱりかぶりが既知である箇所や実際にはつったりしてかぶりを補正してやる方が良いと思います。

oioi

😃: 0 😮: 0 😲 : 0

2003-04-26 00:06:28

2003-04-26 00:06:28