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記事詳細
記事番号
2128
タイトル
RES御礼:エポキシ樹脂によるマクロセル腐食?
本文
◎川砂利さまへ:−−−−

前略
このたびは、早速のご親切なご指導、
大変有難うございました。 m(__)m

>第5章 ・腐食現象の説明
> 環境側での原因
>  A濃淡電池
>   2.通気差電池
>     濃淡電池の第2の形として腐食現象の解釈に1.イオン濃淡よりも
>     重要なのは溶存酸素濃度の差によってできる通気差電池である。
>      腐食反応で消費された酸素が拡散で補われる速さが違うために
>     溶存酸素濃度に差を生じ,酸素の多い液に触れているほうがカソード
>     になり,腐食が起こる。
>      これらは酸素濃淡電池とも呼ばれる。この種の電池に起因する
>     腐食として代表的なものは水線腐食である。
>      また,すきま腐食,孔腐食なども通気差電池が重要な役割をしている。
>第12章9 孔食とすきま腐食の防止
>     5)・・,金属表面の付着物を取り除く注意もわすれない,最も
>      恐ろしいのはハロゲンイオンの局部濃縮と通気の不均等である。


非常にレベルの高い文章で、私メには難解なんですが、
1)イオン濃淡でも腐食する
2)溶存酸素濃淡なら更に腐食する。
という意味かなぁと解釈しました。

更に、上記文章を拡大解釈しますと、
ーーーーー
 RC部材の断面修復を行うような場合、つまり、
 1本の鉄筋を違う材料(導電性、塩化物イオン、湿気、酸素濃度等)で
 被覆するような場合は、
 常にマクロセル腐食が発生する危険性がある。
 その危険性を軽減するためには、
1)周囲と同様の材料を用いて、環境のレベルになるべく差を付けない、
2)劣化が顕在化した部分だけでなく、塩化物イオンが浸透しているヵ所
  周辺を修復する、
3)残念ながら、現段階ではその後のメンテナンスフリーを保証できる
  ような完璧な補修補強工法は存在しない。
  そのため、事後の定期点検と必要により補修補強を追加することで、
  RC構造物を長期間、供用することが可能となる
ーーーーー
というような意味だろうと、勝手に想像しました。(^^)>"
たいへん有難うございました。
  以上 2003.06.29
お名前
tako
レスへの感心度
😃: 0 😮: 0 😲 : 0
登録日時
2003-06-29 15:28:46
最終修正日時
2003-06-29 15:28:46
・[2120] 質問:エポキシ樹脂によるマクロセル腐食? tako 2003-06-28 15:03:11 [返信]
 (はじめまして、建設コンサルタントのtakoといいます。よろしくお願いします。m(…)
  [2121] Re: 質問:エポキシ樹脂によるマクロセル腐食? 川砂利 2003-06-28 16:12:35 [返信]
  (川砂利Wrote「腐食科学と防食技術」(コロナ社)に次のように書いてあります。参…)
   [2128] RES御礼:エポキシ樹脂によるマクロセル腐食? tako 2003-06-29 15:28:46 [返信]
   (◎川砂利さまへ:−−−−前略このたびは、早速のご親切なご指導、大変有難うございま…)
    [2129] Re: RES御礼:エポキシ樹脂によるマクロセル腐食? 川砂利 2003-06-30 07:00:27 [返信]
    (>2)溶存酸素濃淡で腐食する。>という意味かなぁと解釈しました。>>更に、上記文…)
     [2267] RES御礼:川砂利さん有難うございました tako 2003-07-16 17:07:54 [返信]
     (◎川砂利さまへ:−−−−前略>補修に限らず 処置がリスクに見合うかどうか検討され…)