Re[4]: 融雪剤によるスケーリング

４６４９ wrote.

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>>融雪剤(塩化カルシウムや塩化ナトリウム)を散布すると、これが融解することにより発熱し雪を溶かすのですよね。さらにこれら融雪剤が水に溶解するため凝固点降下が起こり路面の凍結は起こりにくくなると聞いています。そうすると、融雪剤散布した後はコンクリート表面温度は高くなるし、塩カル等が融解した水分が浸透したコンクリート表面部は凍結温度が下がるわけですからごく表面が凍結しやすくなるというのはちょっと理解できないのでが。
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>　発熱して、雪が解けるのではありません。　融解熱という言葉があるために、少し読んだだけではこのように理解される方も多いようです。（正確には塩分が発熱し、水分が熱を奪い熱エネルギーの授受があったりしますが、わかりにくいため割愛します）
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>　凝固点以下になる、はご理解されているとおりです。　塩分を加えることにより融点が下がって氷が水になるわけですが、氷が水になるためには”融解熱”が必要になります。
>　固体が液体に変わろうとするときは”熱”というエネルギーが必要になりますから、水は融点までは自分の熱エネルギーを放出します。これだけでは不足するために、次は周囲の熱も奪います。　これらのエネルギー消費によってコンクリートの表面温度はかなり低下します。
>　ちなみに　塩化カルシウムで零下５０℃程度、　塩化ナトリウムでも零下２０℃程度までは冷却されます。
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>>凍結融解によるひびわれやスケーリングは収縮ではなく表層部コンクリート中の水分の凍結膨張によるものと教えられましたが、収縮ひびわれなのですか？収縮ひびわれだと方向性や規則性が出るような気がするのですが。
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>　ごくマクロなレベルでは、コンクリート表面には微細クラックが生じるために、健全なコンクリートと比べて、劣化（今回の場合は凍結融解）が起こりやすい環境にあるという意味です。
>簡単に考えるなら過度に冷やされるために収縮を起こしている、とご理解いただければ。　

この様なことがかいてある書籍はありますでしょうか。

ノベウエ

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2008-03-11 08:30:14

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