Re[3]: 工事の明細

>でも、100万円の工事で諸経費１５％とすると15万円は多すぎるような気がする。
>常識なのかな？

うーん、それは「諸経費」の中になにが含まれているかによりますね。
国の（役所の）算定基準だと「一般管理費」と言って、本社社員の給料や本社維持管理費・広告費宣伝費税金・・・それに工事の利益が含まれます。

で、役所の基準だと、500万以下の工事で14.38％、30億円を超えると7.22％
その間は、−2.57651×log(工事のお金)＋31.63531　で算出します。

つまり、工事が大きいほど管理費率は小さくてすむわけです。
それはそうですよね！100万の工事を100回やるのと、１億の工事を１回やるのとでは
100万×100工事のほうが大変なのは間違いないですからね。

ちなみにうちの会社だと、損益分岐点は15％なのだそうです。
つまり15％を下回ると、本社の経費は取れるけど、利益はゼロか持ちだしなのです。

しかし、あまり経費を高くして見積を出してしまうと「カーポート依頼人」さんのように
経費高すぎるんじゃないの？と値引きされてしまうことが良くあります。
そこで、経費を安い金額にしておいて、その他の部分にちりばめて入れ込んでしまう
・・・なんて事はしょっちゅうです、ぶっちゃけた話（＾−＾；

だから、見積の個別単価をああだこうだ言っても仕方がないのです。
参考リンクに書いてあるように、あくまで全体金額で判断して、
（比較するのは、例えば機器材料費の違いぐらいで）
見積の内容は、要望事項がすべて盛り込まれているかを確認するために使えば良いと思います。
ぼったくられるのが心配なら、（横のつながりのなさそうな）３社程度から見積を取って比較してみるのが一番手っ取り早いですね。

いさ＠コンプロネット

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2008-04-17 09:06:44

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