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記事詳細
記事番号
22201
タイトル
Re: 圧縮試験の破壊形状について
本文
こんたま wrote.
>圧縮試験をすると、供試体の破壊形状がコーン状になります。 >なぜ、コーン状に破壊するのでしょうか? >特に高強度になるほど、その傾向がはっきり見えてきますが…。 >せん断破壊をしているからと聞いたのですが、よく分かりませんでした。 >供試体の中にどのような応力がかかって、コーン状に破壊するのでしょうか? >ご指導よろしくお願い致します。 社内で前に聞いた話ですが、供試体の加圧面にグリースなどを塗って、加圧板との摩擦をなくして圧縮試験を行うと、供試体は縦に割れるそうです。これは、供試体が鉛直方向に圧縮されると側方にふくらむため、側方への引張が生じて、縦に割れるのだそうです。また、加圧面と加圧板の摩擦がないため、側方へのふくらみが縦方向で一様になり、縦に割れるのだと思われます。 加圧面と加圧板のあいだに摩擦力がある場合、同様に側方へふくらもうとするのでしょうが、供試体の高さの半分のところがもっともふくらみ、上下は摩擦で拘束されているためほとんどふくらまないのだと思われます。つまり、側方への引張が供試体高さの真ん中付近で最大となり、上下では引張がほとんど働かないのだと思われます。このような力の働き具合により、コーン状に破壊するのではないでしょうか。 圧縮による破壊とかせん断による破壊とか言いますが、破壊とは突き詰めていけば、すべて引張が原因だと思います。 お名前
ダム屋ですが
レスへの感心度
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登録日時
2008-06-19 19:10:51
最終修正日時
2008-06-19 19:10:51
[22201] Re: 圧縮試験の破壊形状について ダム屋ですが 2008-06-19 19:10:51 [返信] (こんたま wrote.>圧縮試験をすると、供試体の破壊形状がコーン状になります。…) [22222] Re[2]: 圧縮試験の破壊形状について こんたま 2008-06-21 22:06:54 [返信] (> 社内で前に聞いた話ですが、供試体の加圧面にグリースなどを塗って、加圧板との摩…) |