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記事詳細
記事番号
22320
タイトル
Re: 配合計算
本文
>配合計算表を見て、不思議に思ったのですがなぜ、粗骨材の最大寸法が大きく(細骨材率が小さく)なると必要な単位水量は減少するのでしょうか?
こう考えてはどうでしょうか。紙に大きな丸をいくつか書いて下さい。次に少し小さな丸を隙間を埋めるように、順に小さな丸を隙間を埋めて書きます。これが最大寸法の大きなコンクリートの骨材の分布とします。今度はもっと小さな半分くらいの丸から同じように書いて最大寸法の小さなコンクリートのモデルとします。もちろん最終の寸法は5mmを念頭にしてください。大きな丸から始めたほうが残った隙間が少ない筈です。つまり、骨材寸法が大きな方が骨材実積率が高くなります。残った隙間を埋めるのがモルタルです。骨材実積率が高ければモルタルは少くて済みますから、単位水量も少ないのです。見方を変えると、骨材実積率が高ければ表面積は少ないですから、骨材を濡らすのに必要な水量も少ないとも考えられます。 >また、なぜ空気量を増やした(い)場合は細骨材率を小さくするのでしょうか? 空気量が多いという事は、上記のモルタルの中に空気が入る事ですよね。一定量のモルタルの中に占める空気が多ければ、残りの材料は減りますから砂も減ります(水比一定として)。全骨材量に対する砂の割合が細骨材率ですから、細率は低くなります。空気の粒がボールベアリングの役割をして流動性を高めますから、コンクリートの同じ状態を保つのに必要な細粒分及び単位水量が少なくなるとも言えます。 説明が下手ですが、理解して頂けますでしょうか? お名前
かかし
レスへの感心度
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登録日時
2008-06-28 20:47:40
最終修正日時
2008-06-28 20:47:40
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