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記事詳細
記事番号
23137
タイトル
Re: 温度ひび割れ
本文
タカヤ wrote.
>打設後、10時間程度で(コンクリート温度があまり上がらない状態で)硬化が始まりますよね。その時の体積を基準とすると、それから温度上昇により体積が膨張して、下降する10〜20日後までに体積は減少しますよね。これって膨張した分収縮するんだから、ひび割れが発生するメカニズムが良く理解できません。施工編を見るとクリープやリラクセーションによる影響・・・・と書いてありますが、膨張中は体積が追随するので温度ピーク時の体積を基準として温度収縮による体積減少によってひび割れが発生する?っというニュアンスでいいでしょうか? コンクリートのヤング係数の発現を考える必要があるかと。セメントの水和による温度上昇が盛んな段階では,まだ十分にヤング係数が発現していません。したがって,この段階の膨張ひずみが拘束されても,コンクリートに大した圧縮応力は生じません。逆に,温度がピークを過ぎ,下降してくる段階になると,ある程度ヤング係数が発現しています。ここで,先ほどの膨張ひずみ分が収縮に転じ,それが拘束され続けると,コンクリートに大きな引張応力が生じます。これがひび割れの原因になると考えられます。コンクリートのヤング係数を終始一定として計算すれば,膨張分の応力+収縮分の応力=0となり,タカヤさんのおっしゃるようにひび割れは発生しないことになります。 お名前
ほえほえ
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登録日時
2008-08-27 17:38:14
最終修正日時
2008-08-27 17:38:14
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