|
|
|
|||||||||||||
※バナー広告のお申し込み・お問い合わせはこちらをご覧下さい。
記事詳細
記事番号
23575
タイトル
Re: 誘発目地
本文
現場員 wrote.
>キャンテスラブの配力筋(下筋)を誘発目地部で切断したほうが有効だと聞いたのですが >計算された根拠があるのですか?だれか、教えてください。 計算して定量的に評価するのは難しいですね。ひび割れ誘発目地部のひび割れ直角方向の鉄筋(配力筋)は無い方が、当然、ひび割れ誘発目地としては有効です。ただし、次の3点は要注意です。 1.ひび割れが発生するか否かは、鉄筋量にはほとんど関係しない。矛盾しているようで理解しにくいでしょうが、鉄筋はひび割れ発生後に、その効果を発揮します。鉄筋を少々入れたところで、コンクリートの断面剛性はほとんど変わらないということです。したがい、ひび割れ発生後に、そのひび割れが口を開くように(=ひび割れ誘発目地としての効果が出るように)するためには、鉄筋は無い方がよい訳です。 2.鉄筋(配力筋)を切断すると、その直角方向、即ち肝心な主筋方向の剛性が、鉄筋がある場合より低下します。これも当然ですね。従って、鉄筋を切断する場合は、誘発目地付近の主筋を増やしておく必要があります。 3.最近ではコンクリートの「かぶり」が問題になることが多いようです。ひび割れ誘発目地部のかぶりの確保も必要です。この「かぶり」は、ひび割れた面からの距離です(間違いのないように)。 お名前
sg3000
レスへの感心度
😃: 0 😮: 0 😲 : 0
登録日時
2008-10-03 18:00:55
最終修正日時
2008-10-03 18:00:55
|