Re: 鋼板巻立工による橋脚補強工事

鋼板と鉄筋コンクリート併用で補強するのですか？
しかも鉄筋にD51？
型枠の記述があるということは、全面鉄板がつくわけでも
無いようですが？

全面鋼板で巻く場合、先に鋼板を設置し溶接しないと、
コンクリート等を打設や注入した場合に、鋼板に張力がかかり
変形もしてしまいますので、次の鋼板がうまく合わなくなって
しまいます。
鋼板の設置、溶接は先行で行うべきですね。

鋼板は、９ｍｍでも簡単に変形（はらみ）します。
鋼板の固定はカットアンカー等の拡張式アンカーを使用するかと
思いますが、打設時にはこのアンカーの引き抜き破壊に注意して
下さい、一本飛ぶと周囲もやられてしまいます。

しかし、主筋にD51とは、曲げに対する補強もするのでしょうか？
私が携わった耐震補強は、せん断破壊に対する補強で、帯筋が
主筋でしたけど・・・。

ああ、鉄筋コンクリート巻き耐震補強では、生コンは補強厚
ｔ＝２００でスランプ１５ｃｍを使い、５〜６ｍ打ち上げるのに、
一日仕事でした。
しっかりバイブレーターをかけないと、生コンが回りきりません。
打ち上げを早くし過ぎると、アンカーが心配です。
アンカーの額面性能では余裕で持つはずなのですが・・・。

鋼板巻きでは、鋼板と橋脚の隙間は３０ｍｍでモルタルの注入でした。
こちらも、心配どころはアンカーでした。

カエル

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2008-10-29 09:14:41

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