Re: ボックスカルバート閉塞について

鈴木　一郎 wrote.

>河川堤防箇所において、
>不要となった既設ボックスカルバート
>の処理について悩んでおります。
>
>自分は、エアーモルタル注入による閉塞処理が妥当と思われますが、
>上司からは、ボックス端部に巻立コンクリートの施工を行う止水処理
>でいいと言われております。
>
>この状況では、堤防に空洞が半永久的に残る状態となります。
>
>なにか上司を説得できるいい方法はないでしょうか？

　このボックスカルバートは堤防を横断している構造物（樋管）でしょうか？
　不要になったということは、閉塞して、カルバートを通じての水の流れをとめるとか、誰かが中に入ってしまうのを防ぐとか、する必要があるわけですね？
　閉塞する場合には、閉塞するコンクリートの長さを決めないといけないと思います。水圧がかかったときに、閉塞コンクリートが水圧で押されてすっぽ抜けても困りますからね。
　コンクリートで閉塞する場合には、堤防ぐらいの水圧であれば、たぶん、たいした閉塞長でなくても（まあ1mぐらいか）、計算上は問題ないでしょう。エアーモルタルの場合どうなるかはわかりませんが。
　また、将来的に不要になったボックスカルバートの維持管理等行わないのであれば、万が一のボックスカルバートの劣化→カルバートの損傷→堤防への悪影響、を防ぐために、カルバート全体に渡って閉塞処理するほうが安心だと思います。

ダム屋ですが

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2008-11-22 12:44:31

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