ＡＳＲ抑制対策について

以前、コンクリートの配合報告書をチェックしていたときに気づいた疑問を下記に記述します。
ASRの抑制対策に関する事項についてですが、JISのレディーミクストコンクリート附属書2（規定）でアルカリシリカ反応抑制対策方法についての記載があります。
それによれば、アルカリシリカ反応抑制対策の区分は次によるとされています。
a）コンクリート中のアルカリ総量を規制する抑制対策
b）アルカリシリカ反応抑制効果のある混合セメントなどを使用する抑制対策
c）安全と認められる骨材を使用する抑制対策

このうちb）についてアルカリシリカ反応抑制効果のある混合セメントとして高炉セメントB種またはC種、フライアッシュセメントB種もしくはC種となりますが、上記規定の但し書きで高炉セメントB種は高炉スラグの分量（質量％）は40％以上、フライアッシュセメントB種のフライアッシュの分量（質量％）は15％以上となっています。

ということは、高炉セメントB種でも高炉スラグの分量が30〜40％のもの、フライアッシュセメントB種でもフライアッシュの分量が10〜15％のものを使用した場合、アルカリシリカ反応抑制対策を実施したことにならないということになります。

お聞きしたいのは、そもそも高炉スラグが30〜40％の高炉セメントB種とかフライアッシュが10〜15％のフライアッシュセメントB種というものは通常流通しているものなのでしょうか？

早く技術者になりた〜い

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2008-12-16 20:32:49

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