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記事詳細
記事番号
2446
タイトル
Re: 打ち放し仕上げ
本文
親戚の自宅(打ちっ放し)施工の際、次の点にも注意して貰いました。
1.コールドジョイント対策(色むらを含めて) 不用意な打ち継ぎを防ぐため、打設所要時間をよく考慮して(途中で昼休みなどが はさまないよう)、ワンフロア分は一気に打設するよう心がけた 打ち重ねの場合は、硬化面を十分清掃し、水分を供給してから新たな打設を 行い、コールドジョイントの発生を抑えた 2.ジャンカ対策 使用するコンクリートは高流動コンクリート(スランプフロー50〜60cm)を 使用し、セメントメーカー、混和剤(AE剤)メーカー、流動化剤メーカーの 選定には、出荷プラントで実績のある組み合わせを重視して選定を行った 3.表面気泡対策 むやみにバイブレーターを使用せず、コンクリート打設後、型枠を木槌で よく叩き、更に型枠とコンクリートの間に金属製の板を挿入し気泡の発生を 抑えた 4.ひび割れ対策 コンクリート打設後、養生マットをかけ、十分な散水を行った また、型枠の撤去を2日間遅らせて、十分な強度発現を待った 5.施工作業員の選定 施工作業員の世話役に土木構造物施工経験者を配置し、従来の建築作業の 日程・行程に囚われずに作業を行った 6.仕上げ コンクリート硬化後、撥水系防水剤を塗布して仕上げた ちなみに、請け負った建設会社の現場代理人は、胃潰瘍を発生し入院して しまいましたが、非常によい出来で、竣工後社内表彰を受けたそうです。 お名前
セメント屋
レスへの感心度
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登録日時
2003-08-13 09:11:05
最終修正日時
2003-08-13 09:11:05
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