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記事詳細
記事番号
24981
タイトル
Re[5]: スランプの注文
本文
>建築屋です。素人みたいな質問ですいません。「柔らかめ・かため注文」や「現場到着時を予測した配合」については以前から疑問でした。一体、配合の何を変えるのでしょうか?単位水量、単位セメント量、単位細・粗骨材、空気量が配合計画書で唄われていたら、調整できるのは混和剤だけだと思うのですが。。。。生コン組合によっては標準配合なるものが存在し、プラントから現場の距離がどうであれ配合は同じだと思われます。ルールの範囲で何を変えられるのでしょうか?
これは工場により対応が異なると思いますので概念としてとらえて下さい。 一般的には一時的にスランプを調整する方法として、表面水補正値なり混和剤の添加量を変更することになります。 しかし、これにも決められた限度があり、それでも調整しきれない場合「現場配合修正」を行います。例えば水セメント比を変えずにスランプアップの配合とするとかです。 あまり一般に認知されていないことだとは思いますが、そもそも中身が同じであれば近い現場は柔らかすぎて、遠い現場は固すぎてとなるのは当然のことで、特に夏場であれば標準配合で対応することは困難でしょう。 では、標準配合との整合はどうするかというと、標準配合はあくまでも目標値が記載されている物で、要求品質を満足させるために現場修正を行っている、と考えて頂ければよいかと思います。 ここらは社内規格での取り決めの問題で、各社何らかの対応方法を規定されているのではないでしょうか? 問題は、特定の物件において一切修正が認められない場合で、非現実的なことに汗水垂らす結果となっています。 くどいようですが、これは概念です。もっといい対応方法を考えられている工場もあるかも知れません。スランプロスが無ければ考えなくていいことですから。 さて、本題のスランプの指定についてですが、そもそもスランプの許容範囲(±2.5cmとか)は品質の変動、測定誤差、運搬時間によるスランプの変動を含んで現実的な数値として規定されています。 したがって、「やわらかめ」などで工場に発注することは許容範囲を外れる可能性が高くなることからタブーとされつつあります。 ですから、「やわらかめ」でないと打設出来ないのであれば、現場監理者なりに承認を受けてJIS規格呼び方の1ランク柔らかいスランプ等で発注して頂くことが道義的に正しいあり方かと思います。 お名前
YORYK
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登録日時
2009-02-10 03:32:28
最終修正日時
2009-02-10 03:32:28
[24981] Re[5]: スランプの注文 YORYK 2009-02-10 03:32:28 [返信] (>建築屋です。素人みたいな質問ですいません。「柔らかめ・かため注文」や「現場到着…) [25089] Re: Re[10]: スランプの注文 元祖@@ 2009-02-18 23:44:41 [返信] (ほおっ wrote.>元祖@@ wrote.>>>試験員 wrote.>>>>>…) |