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記事詳細
記事番号
2568
タイトル
Re: 夏季配合の意味おしえてー(>_<)
本文
コンクリート(さ)技師 <act-no-4th@yahoo.co.jp> wrote.
配合報告書に記す示方配合は標準的状態(材料、環境)で、各品質特性値を満足する配合です。(骨材は表乾状態、細骨材はすべて5mm以下、粗骨材はすべて5mmを越えるもの、コンクリート温度は20℃) 練り上がりコンクリート温度が変化するとスランプは大きく変化します。 すなわち、練り上がり温度の変化に対し単位水量を変化させないと品質特性が維持できません。(通常のAE減水剤使用の場合) 一般に、練り上がり温度が30℃になると単位水量が+4%、10℃になると−3%程度です。 スランプを同一に保とうとすると単位水量185kg/m^3の場合、練り上がり温度30℃で192kg/m^3以上となります。 運搬中のスランプロスも大きくなりますから実質的には195kg/m^3程度となるでしょう。 この補正を行うのが現場配合における練り上がり温度による補正、又は季節配合と呼ばれているものです。(もちろん同一水セメント比は維持しなければなりません) これを、細骨材の表面水設定値を実測値より1%ちょっと小さくして・・・なんて考えるととんでもないことになっちゃいますよね! 高性能AE減水剤使用コンクリートの場合には、高性能AE減水剤の使用量を変えることによって対応できます。 あ、そうそう、温度が高くなると凝結が非常に早くなるので遅延形の混和剤にする。 コンクリート主任技(武)士 お名前
katsu
レスへの感心度
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登録日時
2003-09-08 09:24:42
最終修正日時
2003-09-08 09:24:42
・[2557] 夏季配合の意味おしえてー(>_<) コンクリート(さ)技師 2003-09-05 22:19:06 [返信] (こんばんは、はじめまして!今年に入って生コンの試験官と言う職業につきました。が、…) [2568] Re: 夏季配合の意味おしえてー(>_<) katsu 2003-09-08 09:24:42 [返信] (コンクリート(さ)技師 <act-no-4th@yahoo.co.jp> wro…) |