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記事詳細
記事番号
26235
タイトル
Re: 厳しい気象作用を受けるコンクリート
本文
強引診断士 wrote.
>コンクリートの寒中養生関連での質問です。 >(1)「厳しい気象作用」とはどのような状態か? > コンクリート標準示方書2007p163 12.6養生(3)に > 「厳しい気象作用を受けるコンクリート・・・・」との記述がありますが、 > 「厳しい気象作用」とは、凍結融解の継続作用と考えてよいでしょうか? 土木学会RC示方書〔施工編:施工標準〕12章 寒中コンクリート 12.1 総則 の解説(2)の中に、②養生終了後、想定される凍結融解作用に対して充分な抵抗性をもたせなくてはならない、との規定がある。また、これら凍害に対する抵抗性の照査手法としては、RC示方書〔設計編〕8章 耐久性の照査 8.4 コンクリートの劣化 8.4.1 凍害に対する照査 が定められており、この中で気象条件、構造物の露出状態ごとに、構造体が有すべき凍結融解試験後の相対動弾性係数の最小限界値が定められているが、ここでは「気象条件」については、「凍結融解がしばしば繰り返される場合」と「氷点下の気温となることがまれな場合」とに区分されている。したがって、厳しい気象条件とは「凍結融解がしばしば繰り返される場合」と解釈してよいのではなかろうか。ちなみに、構造物の露出状態の区分は施工編 表12.6.1と全く同じ表現である。 > >(2)「構造物の露出状態」について > 同じく、p163 表12.6.1「養生終了時の所要圧縮強度の標準」のなかで、 > 「構造物の露出状態」がありますが、これは、「養生中の環境状態」 > ではなく、「養生が終了した後に構造物が晒される環境状態」のことを > 言っているものと考えてよろしいでしょうか? > (例:河川内の橋脚柱下部であれば、「連続して、あるいはしばしば > 水で飽和される場合」とする) > 同施工編の表12.6.1の解説には、「耐凍害性の観点から養生終了時に必要とされるコンクリート強度は気象条件、部材の大きさ、露出条件等によって異なるので・・・・・この強度は、コンクリートの養生が終了した後に受ける凍結融解作用に対して充分に抵抗できるものとして定めた。」と書かれているので、これは養生終了後の話でしょうね。 >以上、皆様には教えられてばかりですが、よろしくご教授ください。 お名前
ミネルヴァ
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登録日時
2009-06-12 18:25:55
最終修正日時
2009-06-12 18:25:55
・[26007] 厳しい気象作用を受けるコンクリート 強引診断士 2009-05-27 18:54:04 [返信] (コンクリートの寒中養生関連での質問です。(1)「厳しい気象作用」とはどのような状…) [26126] 非表示中です。 [26188] Re[2]: 厳しい気象作用を受けるコンクリート 強引診断士 2009-06-10 08:24:33 [返信] (コンクリート標準示方書の記述(思想)について、皆さんの意見もお聞きしたかったので…) [26200] 削除されました。 [26201] 削除されました。 [26202] 削除されました。 [26203] 削除されました。 [26204] 削除されました。 [26205] 削除されました。 [26209] 非表示中です。 [26235] Re: 厳しい気象作用を受けるコンクリート ミネルヴァ 2009-06-12 18:25:55 [返信] (強引診断士 wrote.>コンクリートの寒中養生関連での質問です。>(1)「厳し…) [26257] Re[2]: 厳しい気象作用を受けるコンクリート 強引診断士 2009-06-16 08:39:10 [返信] (ありがとうございます。コンクリート標準示方書など、もっと読み込んでみます。今後と…) |