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記事詳細
記事番号
2839
タイトル
高周波加熱乾燥法
本文
高周波加熱乾燥法は各所から試験方法・計算方法が提案されています。
全国生コンクリート工業組合提案の試験方法の問題点。 1)粗骨材による補正。 a)ウエットスクリーニングを行ったモルタルで試験する方法では、その補正を行わなければ絶対値を計測できません。5〜15kg/m3程度小さな値となります。 示方配合の粗骨材量は表面乾燥飽水状態で表しますが、試料をウエットスクリーニングすると粗骨材の表面をセメントペーストでコーティングした状態になります。 スクリーニングされたモルタルの水量を測定するわけですから粗骨材に付着したペーストの水量は測定できません。 骨材に砕石を用いた場合と川砂利を用いた場合の測定した単位水量の差は、砕石のように角張った状で表面積が大きい場合と砂利のように比較的表面が滑らかな 場合とでは,ふるいに残留した粗骨材への付着水量は前者のほうが明らかに大きい 使用粗骨材・セメントペーストの粘度、によって測定できない水量というのは大きく変わりますので、必ずキャリブレーションが必要になります。 (粗骨材の単位量・粒度・粒形・実績率にも影響されます) b)補正値の算出 代表的な粗骨材・細骨材を完全に表面乾燥飽水状態として、目的の配合又は、水セメント比55% の試し練を行い高周波加熱法で測定し、補正値を求める。 水セメント比55%で行ったときには粗骨材量1000kg当りの補正値を算出しておけばW/C60〜50%の配合に対して適応できる。 2)セメントの初期水和量。 セメントの初期結合水として1.4%程度が提案されています。 セメントの初期水和量のオーゾライズされた試験方法は見つかりませんが、上記の補正を行うことによって、高周波加熱法はエアーメータ法よりはるかに精度良く絶対値を測定できるようになります。 お名前
レスへの感心度
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登録日時
2003-10-16 08:44:11
最終修正日時
2003-10-16 08:44:11
・[2765] 国土交通省の単位水量測定の通達について 試験初心者 2003-10-07 06:43:47 [返信] (皆さん、いつもお世話になります。 試験初心者です。10月 6日の日刊建設工業新聞…) [2781] Re: 国土交通省の単位水量測定の通達について ぶは 2003-10-09 20:45:06 [返信] (試験初心者 wrote.ぶはといいます。生コン屋です。北陸地方整備局ではW/Cミ…) [2782] Re[2]: 国土交通省の単位水量測定の通達について 愛知 2003-10-10 06:27:48 [返信] (愛知wroteこの場を借ります。どなたか中部地方整備局の単位水量測定について,測…) [2807] Re: 国土交通省の単位水量測定の通達について もる 2003-10-14 16:33:14 [返信] (試験初心者 wrote.>皆さん、いつもお世話になります。 試験初心者です。>1…) [2837] Re[2]: 国土交通省の単位水量測定の通達について 試験初心者 2003-10-15 18:27:50 [返信] (皆様、ご意見ありがとうございます。もう少しいろいろ勉強してみます。) [2839] 高周波加熱乾燥法 2003-10-16 08:44:11 [返信] (高周波加熱乾燥法は各所から試験方法・計算方法が提案されています。全国生コンクリー…) |