Re[7]: 降雨中のコンクリート

ニッグ wrote.

>>>また、今日家族（祖母）が見ていた話ではセルフレベリング材を流し込む際にコンクリートに高さを測るために釘を打っていたそうですが、>昨日流し込んだコンクリートに釘を打ってもよいのですか？素人からみるとコンクリートが固まった上にさらにつなぐと弱くなってしま
>>>うのでは？と心配になるのですが、コンクリートに詳しい方から見るとどうなのか教えてください。

セルフレベリング材の施工時に釘（針釘）を打つ方はいるようです。
個人的には、他の方法（鋼製型枠ならマグネットを使用するとか、木製型枠なら型枠に釘を打つとか）の方が良いようには思いますが、問題ない範囲かと思われます。
幅100mmのコンクリートに1mm程度の釘を2〜3mm打っている程度ではないでしょうか。
強度低下（断面欠損やクラックの発生にはなっていないといえる）

次に、打ち継ぎですが、確かに強度は低下することになります。
しかしながら、この工程は必要な工程です。セルフレベリングを行わない場合は、モルタルで天端を作ります。これは布基礎の上に鉄骨を施工するために行うものです。
この作業を行わないと、鉄骨とコンクリートが局部的に接するため、そこに集中荷重が作用してしまい、そこが壊れる（ひび割れる）ことになります。
この層（セルフレベリング）は、上部の鉛直荷重（圧縮力）をコンクリートに伝達する必要があり、その目的は達成されるように材料は作られています。

鉄骨に作用するせん断力（横方向の力）は、コンクリート内に打ち込まれているボルトで負担しているはずです。

こんな話でいかがですか？
分かりやすく感覚的に答えたつもりですが。


>私は学生で、この分野のことを全く知らなかったので、この記事を読み、親に聞くまで鉄筋コンクリートと軽量鉄骨を同じようなものだと勘違いしていました。確かに「軽量鉄骨」でした。本当にすいません。
>

クリントン

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2003-10-23 18:52:48

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