Re[3]: AE材が使われはじめた時期

この絵 wrote.

>ダム屋ですが wrote.
>
>>ぽぽ wrote.
>>
>>>コンクリート業界新参者でして、経験豊富な方教えて下さい。
>>>積雪寒冷地においてAEコンクリート、空気量について明確に指定が出始めたのはいつ頃からなのでしょうか？
>>>寒冷地において歩車境界ブロックなどがボロボロになっているのを良く見かけますが、あれは規定がされていなかった古いものだからなっているのか、そもそもその規定がダメなのか・・・
>>
>>縁石ブロックがぼろぼろになっている場合、たくさん並んでいるうちのすべてがぼろぼろではなく、いくつかはぼろぼろだけどほかのものはそうでもない、という状況を見たことはありませんか？　たくさんある製品の中には、何らかの原因でたまに不良品が混じるということではないのでしょうか？
>
>う〜ん、そうか いや考えすぎかな？
>こっれて、遅延エトリンガイドかな？DEFは、蒸気養生の高温の加熱養生を行う製品に
>良くある劣化だから。しかし、うんコーヒーにしよう


　当地域では、冬期開催されたあるイベントの際、過剰？な除雪、融雪剤の散布がそれまでに比べ大量になった事、イベント開催日程に間に合わせるために一部養生不足の二次製品が納品された事により、縁石や側溝製品に凍害が発生。
　凍害程度の違いはあれどすべての製品に発生したが、比較的劣化の少ない物は養生が出来ていたものと思われる。
　従来、雪の下に隠れてさえいれば、思ったよりも温度低下が少なく劣化が進まなかったものが、除雪された事により温度低下が顕著になり、また、融雪剤による温度低下の促進が進み劣化したと、当時の報告書を見たことがあります。
　一例として、積雪により冬期閉鎖する道路（舗装）は、雪の下になっているため、凍上せずアスファルト舗装のひび割れは起きないが、除雪される道路は凍上して舗装が持ち上がり、ひび割れを起こしている箇所が見られます。（凍上深を考慮していない場合や、考慮していても公共工事の場合、一般的に理論値の70％までしか考慮していない）

　融雪剤は一般に塩害の要因というイメージがあるかもしれませんが、当地域では凍害を促進させるものでもあります。
　以上からこの事例以降、縁石は従来の流し込み製品から、ゼロスランプ製品が主流となっています。
　側溝など、従来通りの流し込み製品は各工場で試行錯誤し、水セメント比を低くする配合にするなどの対策をとるようになっています。

当地では

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2016-02-06 10:02:16

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