Re: 配合

>コンクリートは主に側溝、蓋版（ふた）の補修に使います。
>６年の間で部署が３回かわりました
>
>部署の班長さんごとにコンクリートの配合がちがいます。
>
>セメント１　砂２　砕石４とか　
>セメント１　砂１．５　砕石２とか
>セメント１　砂４　砕石１とか

>自分で調べたところ　１：２：６　　１：２：４　が一般的でした
>本当の配合はどうなのですか？　場所によって配合はかわるのですか？
>
　土木４級
１：２：６は現場でコンクリートを製造するとき，セメントをスコップ一杯，砂をスコップ２杯とういう計量の仕方ですね。昔はコンクリートの品質に関して無頓着であったのでそれでよかったのですね。１：２：４でも１：２：４でも補修に適しているコンクリートであればよいと思います。

鉄筋コンクリートＵ形のふたは，輪荷重を受ける場合４０Ｎに耐えるものが使用されていると思います。コンクリートの強度（品質）は水と、セメントの量で決まると理解してください。現場でコンクリートを練る場合，せめてＷ/Ｃ６０％（質量比）を目標にしてはいかがですか。これであれば１８Ｎぐらいは確保できます。もちろん濡れた砂では５％（質量比）ほど砂に水を含んでいます。仕事としてやっていかれるのなら一度実験をしてみてください。

>また　仕上げで表面をなですぎると割れるとか、セメントの量が多いと強度がさがるとか、水が多くてもダメだとか　　こういうことは本当ですか？
>
表面をなですぎると小さなひび割れが入りやすいのは確かですが，割れる原因の殆んどが水が多すぎる事にあります。セメントの量が多いと強度は確実に上がります。水が多いのは，確実にだめです。水を少なくして仕事の出来ないほど硬いコンクリートもまただめです。


>混ぜ合わす順番など決まってますか？

通常，最初に砂，セメント，他の粉で空合わせを行なうのが確実な方法ですが，結論として確実に均一になれば良いわけです。
　
>将来自分が班長になったとき、どのように
>指導すればいいかわかりません
>助言お願いします。
>
助言というか，おせっかいというべきか，以下，土木７年の繰り言。班長になる前にコンクリート技士の資格を取得すべきです。試験自体はそう難しく有りません（勉強すればの話）。コンクリートのことが解らないでコンクリートに関する仕事に従事していると，精神衛生に良くありません。知識や資格は向こうからやってきませんので，ぜひ，資格取得を目指して勉強して下さい。

土木７年

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2002-10-05 15:59:38

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