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記事詳細
記事番号
886
タイトル
Re: 剛性基礎と弾性基礎の違い
本文
道路橋示方書の用語の定義では,
剛体基礎:基礎の安定の計算において基礎体自身の弾性変形を無視し得る ような剛な基礎形式 弾性体基礎:基礎の安定の計算において基礎体自身の弾性変形を考慮する 必要のある柔な基礎形式 となっています。弾性変形を無視できるか否かというのがポイントでしょう。 弾性剛性EI=∞として設計できるのが剛体基礎と考えられます。 素人的にいうと,剛体基礎→硬い基礎 弾性体基礎→軟らかい基礎でしょうか? イメージ的には,何か重いものを支持するときに平たい硬い鉄の塊で支持するのと (当然,鉄にも弾性変形はありますがあくまでもイメージということで) よくしなる竹を何本か土中に埋め込んで支持をするのか の違いでしょうか? (よけいわからなくなったような気がしますが・・・) 具体的には剛体基礎としては,浅い剛体基礎として直接基礎基礎形式 深い剛体基礎としてケーソン基礎形式 弾性体基礎としては,深い弾性体基礎として杭基礎形式となります。 鋼管矢板基礎,大口径場所打ち杭,PCウエルなどはこれらの中間に位置する 基礎に分類されるとなってます。(深い剛体基礎と深い弾性体基礎の中間) 剛な基礎として設計するためには,フーチングには剛体として必要な部材の 厚さなどが決められています。(せん断がオッケーとなる。フーチング幅の 何分の1以上であるとか) これらの基礎形式が具体的にどのような構造であるのかは物の本を参照して 下さい。 お名前
まつじ
レスへの感心度
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登録日時
2002-10-08 10:37:56
最終修正日時
2002-10-08 10:37:56
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