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伊藤教授の土質力学講座
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第6章 土 圧
6.5 地震時の土圧
地震時に擁壁に加わる土圧は、静止時の土圧に地震力(最大加速度)が静
的に加算されたものとして求めている。土を支えている擁壁は、地震によっ
て上下左右にゆすられるが、図−6.25(b)のように左に傾き、かつ上方
に浮いている時が最も不安定である。kh、kvを、それぞれ地震の水平震度
および鉛直震度とすると、図−6.25(a)に示すごとく鉛直方向には(1
−kv)g、水平方向にはkh・gの力が働き、土をゆすることになるから、
合成地震力は(1−kv)g・secθで、鉛直に対しθだけ傾いて働く。した
がって、ク−ロンの土圧理論を用いるとすると、図−6.25を参考にして
表−6.6のような変換を行なえばよい。



ここに、H:擁壁の高さ(m)
γ:土の単位体積重量(t/m3
θ=tan-1 (kh/1−kv):地震合成角(度)
φ:土の内部摩擦角(度)
δ:土と壁との摩擦角(度)
ψ:擁壁背面の傾斜角(度)
β:背部地表面の傾斜角(度)
土圧は、擁壁背面の法線に対してδなる角度をなして、壁の下端よりH/
3の点に作用する。
なお、上式の使用にあたっては、次の注意が必要である。
(1)一般には、水平震度kh のみ計算に取り入れて、鉛直震度kv=0と
することが多い。
(2)ψ>θ+δ、φ≧β+θの場合のみ使用すべきであって、φ<β+θ
の場合は、φ−θ−β=0として計算する。

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