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記事詳細
記事番号
21152
タイトル
Re[3]: 構造物の養生
本文
■夏に打設するコンクリート(暑中コンクリート)の場合
直射日光にさらされ、表面が乾燥してひびわれを起こしたり、温度が上がりすぎて熱膨張によるひびわれを起こす恐れがあります。 そのため、散水により温度を下げ湿気を保ち、覆いをして直射日光をさえぎるなどの処置が必要です。 常識的に考えれば、夏季は水道水等の温度も高くなっているので、散水によって有害なまでの温度低下が起きるとは考えにくいでしょう。 まあ、直射日光にさらされアツアツなところを散水したり、氷水をぶっかけたりすれば問題でしょうが・・・ 氷水といえば、コンクリート練り混ぜ時にあらかじめ冷やした水で練り混ぜるのも有効である、と示方書には書かれています。(実際プラントで対応できるのかは???ですが) ■冬に打設するコンクリート(寒中コンクリート)の場合 コンクリートが凍るとひびわれ原因になりますので、コンクリート温度が5度以上になるよう養生しなければなりません。 そのため給熱養生したり、寒風にあたらないよう覆いが必要です(風にあたると、水の蒸発で熱を奪うため) また給熱養生で乾燥するおそれもあるため、やはり給水は必要です。蒸気により、熱と水分を同時に供給する方法もあります。 いずれにしても散水でコンクリート温度が下がり過ぎないよう注意する必要はあります。 コンクリートの養生についてはいろんな本に書かれていますので、コンクリート標準示方書(施工編)やその他の解説書を、一度目を通されるとよいと思います(=・ω・)ノ お名前
いさ@コンプロネット
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登録日時
2008-02-23 10:51:37
最終修正日時
2008-02-23 10:51:37
[21152] Re[3]: 構造物の養生 いさ@コンプロネット 2008-02-23 10:51:37 [返信] (■夏に打設するコンクリート(暑中コンクリート)の場合直射日光にさらされ、表面が乾…) |