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記事詳細
記事番号
22278
タイトル
Re[2]: キャッピングに用いるセメントについて
本文
故ブロック工場の従業員 wrote.
>話がそれてしまいますが、少しお付き合いを > >二次製品の供試体のお話です >二次製品では標準養生(20℃水中)と製品同一養生(気中)の2種類の養生方法を使います >標準養生の場合は通常14日強度となるくらいで、違いはありませんが >製品同一養生の場合、ちょっと大変です > >製造する製品は >成型後、数時間の蒸気養生を行い、その後、屋外で気中養生(材齢14日まで) >供試体も製品同一なので蒸気養生を行い、気中養生へとついていくことになります >で、 >キャッピングは、蒸気養生後に行うわけですが、 >蒸気養生の結果すでに10N/mm2以上はでているので >レイタンスを削るのが、ちょっと大変です >この上にセメントペーストをつけるわけですが >硬化したコンクリートへの打ち継ぎと同じですので、 >当然のことのように、くっつかないこともあるわけで >たま〜に、失敗しちゃった〜、と >イオウキャッピングを行ってました > >以上、キャッピングの下手な元従業員の愚痴でした 最近は使われることもかなり少なくなってきましたが、以前はこのような製品同一養生が必要なコンクリート二次製品や、キャッピングをしている余裕のないスライディングフォーム工法、緊急工事に使用されるジェットセメントコンクリートなどの強度試験用供試体型枠としては、キャッピングを必要としない横打ちタイプの六角柱や円柱の供試体型枠が使用されていました。 また、これらの普及や標準化を目指してJCIでも、JCI独自の試験規格JCI-SE5「キャッピングを必要としない圧縮強度試験用供試体の作り方及び試験方法」を定めています。現在ではアンボンドキャッピングがありますので、ほとんどの場合はこれで対応可能かと思いますが、製品同一養生が必要な高強度二次製品やオートクレーブ養生製品などの品質管理には現在でもこれらの型枠が使用されているようですし、効果的な例ではないかと考えられます。 興味がおありの方は、 日本コンクリート工学協会「JCI-R2コンクリート品質の早期判定指針」昭和60年3月 をご参照ください。 お名前
ご隠居
レスへの感心度
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登録日時
2008-06-26 07:22:59
最終修正日時
2008-06-26 07:22:59
・[22246] キャッピングに用いるセメントについて 卒論生 2008-06-24 10:45:59 [返信] (キャッピングについて質問があります。早強セメント(W/C=55%)をもちいたコン…) [22249] Re: キャッピングに用いるセメントについて かかし 2008-06-24 11:48:13 [返信] (>昨年度までは、どのセメントでも早強セメント(W/C=28%)を用いていたようで…) [22250] Re: キャッピングに用いるセメントについて 玉砂利 2008-06-24 13:01:31 [返信] (卒論生 wrote.>キャッピングについて質問があります。>>早強セメント(W/…) [22260] Re: キャッピングに用いるセメントについて ご隠居 2008-06-25 03:29:50 [返信] (卒論生 wrote.>キャッピングについて質問があります。>>早強セメント(W/…) [22321] 削除されました。 [22270] Re: キャッピングに用いるセメントについて 故ブロック工場の従業員 2008-06-25 14:27:17 [返信] (卒論生 wrote.>キャッピングについて質問があります。>>早強セメント(W/…) [22275] Re[2]: キャッピングに用いるセメントについて 粘度魂 2008-06-25 19:04:32 [返信] (>キャッピングは、蒸気養生後に行うわけですが、>蒸気養生の結果すでに10N/mm…) [22278] Re[2]: キャッピングに用いるセメントについて ご隠居 2008-06-26 07:22:59 [返信] (故ブロック工場の従業員 wrote.>話がそれてしまいますが、少しお付き合いを>…) [22279] Re[2]: キャッピングに用いるセメントについて 故ブロック工場の従業員 2008-06-26 08:16:36 [返信] (寄り道にお付き合いありがとうございます私自身は、現在、二次製品とはお付き合いあり…) |