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記事詳細
記事番号
22341
タイトル
Re[10]: 高性能減水剤が効かない
本文
YORYK wrote.
> >似たような経験があるので参考までに書込みますが、 >以前花崗岩砕砂と砂岩砕砂を使ってたときに高性能AE減水剤でスランプの「強ばり」が発生し、経時試験で散々な眼に遭ったことがあります。 >この強ばりは練っている最中から始まり、練皿で練返している最中にも見られ、試験した後にもう一度同じ試料で測定するとスランプ−5cm、空気量で−2.5%、状態も悪くスランプが崩れるようなものでした。 >最初は高性能AE減水剤を疑い、色々なメーカの物も比較してみたのですが、程度の問題で幾分改善されたけど根本解決には程遠いものでした。 基本の配合、たとえば自社で通常出荷しているAE減水剤の配合では、そのこわばりはあったのでしょうか。 骨材の粒度の要因ですと、AE減水剤の時にもスランプが固めに出たり、スランプが崩れるなどがあると思いますが。 砕砂の場合、いわゆる「もさ」とした状態になりがちですが、その状態は、高性能AE減水剤使用の場合だけでなく、通常のAE減水剤でも現れると思いますがいかがでしょうか。 >ここで私が気になったのは短時間の空気量ロスが余りに大きいことで、最初は「単なる巻込み」だろうと考えていたのですが、どうも短時間にロスした後は殆ど変化しないことから「AE剤が合っていないのでは?」という結論に至り、AE剤をレジン系の物に変えてみたところ、同一試料の再試験でのロスがそれぞれ−1cm、−0.5%になりコンクリートの状態も見違えるように良くなりました。 >色々試した結果、同じレジン系でもメーカーによりかなり差があり一概には言えませんが、砕砂系の骨材ではAE剤の相性も考えるべきかと思います。 >もちろんセメントも無関係ではなく、メーカーを変えると結果が変わるので注意が必要ですが。 > >もし自社で対応出来ないのであれば、嫌がられるのを覚悟の上で砂とセメントのサンプルを混和材メーカーに渡し、気泡間隔係数等からどのAE剤が最も適しているか調べてもらうのも手かと思います。 > >原因については推定ですけど、凝集剤にPACを使っているとすれば余り関係ないかと。むしろ粒度分布が「中抜け」したような状態じゃないかと思いますがどうなんでしょう? >ちなみに後日判明したことですが、私の所に納入されていた物は納入業者が1〜2mmを他の用途にも使用していたため、2〜5mmを増やしてF.M.調整した物で、「F.M.が同じでもコンクリートはこんなに変わるのか」という教訓でもありました。 私は、化学は詳しくないのですが、通常のAE減水剤や高性能AE減水剤で空気量調整用に添加してあるAE剤に、レジン系はほとんどないようですが、値段も高いのでは? フライアッシュ用AE剤のように特別高いAE剤だと困りものですな。 お名前
ToTo
レスへの感心度
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登録日時
2008-06-30 23:35:16
最終修正日時
2008-06-30 23:35:16
[22296] Re[3]: 高性能減水剤が効かない あわあわ 2008-06-27 07:23:51 [返信] (混和剤メーカーではありません、化学会社のものです。粘土や微粒分(および混練によっ…) [22324] Re[7]: 高性能減水剤が効かない ToTo 2008-06-29 17:50:24 [返信] (どうも粘土分が原因になっているようですが、JIS規定範囲内ならば、全然高性能AE…) [22338] Re[9]: 高性能減水剤が効かない YORYK 2008-06-30 21:06:29 [返信] (>ToTo wrote.>>>どうも粘土分が原因になっているようですが、JIS規…) [22341] Re[10]: 高性能減水剤が効かない ToTo 2008-06-30 23:35:16 [返信] (YORYK wrote.>>似たような経験があるので参考までに書込みますが、>以…) [22342] Re: Re[10]: 高性能減水剤が効かない YORYK 2008-07-01 00:13:34 [返信] (>基本の配合、たとえば自社で通常出荷しているAE減水剤の配合では、そのこわばりは…) |