Re[4]: 主任技士試験の小論文

仮に私が書くとしたら、留意点に納入される材料なり、生コンなり、構造物なりが計画通りの物であることを確認する手法をあげて、管理状況などの記録を確実に残すことを書くと思います。

また、コスト削減優先から偽装などが行われないように品質に相応する対価を要求・支払う姿勢も考えなければならないかも知れません。


＞私は海岸等に用いるコンクリートの表面劣化に対する対策のごく一般的なものを書いたのですが、あっていると思いますか？
間違いではないと思いますが、その一般的なことが自分の立場で様々な問題点を充分考慮されたものであって、供用期間中対策の効果が得られることの裏付けが取れたものであって、使用材料を含めた品質管理を確実にする必要性などを書くと良いかと思います。


＞でも自分の経験がからむとなると、そっちには持って行けません・・・。
書き方は色々あります。
たとえば、耐久性向上のため、ひび割れ低減を目的とした単位水量低減を高性能AE減水剤を用いて実施したとして、圧送トラブルや側圧による型枠変形、均し時期の見誤り、粘性の増加、スランプロスの違い・目視スランプの違いによるスランプ管理の難しさ等々、色々書けますね。
生コン側、施工者側、設計事務所等で事前に試験練りなり実機試験なり確認出来る項目もあったでしょう。初めて行うのであればリスク管理の観点からもやれることはたくさんあります。
出来上がった構造物に対しても確認する項目がいくつもありますよね。
ですから、結果的に当初の想定通りに成らなかったのであれば、耐久性も？となり、信頼性は低下したと考えていいかと思います。

違法なことは論外ですが、知識が足りなくて気が付かなかったこと、軽微な失敗、後から分かったこと等は寧ろ積極的に書くべきでしょう。
なぜなら、この試験を受けるということは、今勉強をしている段階なわけで、今後も知識や技術を高めようとしているわけですから。

以上、大した知識もないくせに講釈をたれましたが、私の所感として書かせてもらいました。

YORYK

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2008-12-02 14:33:33

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