Re[3]: 配合変更について教えて下さい(一次式の検定について)

配合設計初体験 wrote.
>この強度の検証の方法がどうもよくわかりません。自社の偏差というのはどういうものでしょう？
>自社では何かそういったものの取り決めはないようなのですが、、、。
>
御社の社内規格で配合変更基準として、一次式の変更基準はありませんか？
試し練りの結果を従来の一次式に代入して９５％信頼区間を満足していることが確認できれば、従来の一次式を採用する根拠になりますよね。
>
>分散の差の検定、回帰係数の差の検定、切片の差の検定
>は特に行う必要は無いと解釈していいのでしょうか？
従来の一次式を採用するのであれば、今の段階では必要ないでしょう。
第２段階に進んで　骨材変更後の標準配合を作成して実機による妥当性の確認をしましょう。
そこで得られた強度データを基に再度一次式を作成して従来の式と実機より得られた一次式とでの分散・回帰係数・切片について有意ではないのなら、妥当性も確認できるのではないでしょうか。
配合決定後の差の検定ではデータの個数が多いほど検定精度が上がりますし、こまめに検定を行うことでも精度が上がりますよ。
>おかげさまで、試し練りは終わりました。フレッシュコンクリートの性状は変わりませんでした。
>生産者と産地が変わってしまったのですが同じ河川の上流下流ということもあり、
>スランプ、空気量もOKでした。生コンの見た目や手触りでガサガサ感なども従来の生コンと同じでした。
同じ材料を使用しても同じ配合にならないのが生コン配合の不思議なとこです。
設計者の考え方一つですので自信を持ってがんばって。

ダル

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2009-01-20 21:37:36

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