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記事詳細
記事番号
26252
タイトル
Re: 圧縮強度試験値に対する劣化度評価について
本文
さとう wrote.

>建設後20年のコンクリート構造物をシュミットハンマーで試験すると、14Nしかありませんでした。14N/21N(建設時)=建設時の67%   あくまで、この値が正しいものとして、劣化度のランク判定指標として何か文献等ありますか?ありましたら教えて下さい。


1.コンクリート圧縮強度の絶対値評価
 反発硬度試験はあくまで反発硬度を計測するものであり、圧縮強度の
絶対値を評価するにはコアのつぶしを行うべきです。
 反発硬度と圧縮強度の換算は大きな誤差をもたらす可能性があり、
たとえば、反発硬度試験を行った箇所で採取したコアの圧縮試験値を
用いて換算係数にするなどが必要だと思います。

2.施工時のコンクリート強度
 生コンの管理手法として、仕様が21Nであれば実際の圧縮強度が24Nとか
27Nのコンクリートが用いられている可能性が大きいと思います。
 よって、強度低下「率」として21Nを基準とするのはいささかラフでは
ないでしょうか。

3.コンクリート劣化度
 圧縮強度そのもので劣化度を評価する指標はないと思います。
 一般的には、ASR・塩害・中性化に対して、残存膨張・塩分含有量・中性化
残りで判定すると思います。
 なお、ASRの場合は強度低下があるようですが、この場合、弾性係数も併せて
試験・評価することがあります。

4.反発硬度試験を行った理由
 劣化調査において、反発硬度試験を適用した理由は何なのでしょうか。
 試験計画時に評価のあり方を検討していると思うのですが。
お名前
熊1号
レスへの感心度
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登録日時
2009-06-15 17:00:13
最終修正日時
2009-06-15 17:00:13
・[26223] 圧縮強度試験値に対する劣化度評価について さとう 2009-06-12 01:18:53 [返信]
 (建設後20年のコンクリート構造物をシュミットハンマーで試験すると、14Nしかあり…)
  [26230] Re: 圧縮強度試験値に対する劣化度評価について どしろうと 2009-06-12 09:43:31 [返信]
  (さとう wrote.>建設後20年のコンクリート構造物をシュミットハンマーで試験…)
  [26236] 削除されました。
  [26237] Re: 圧縮強度試験値に対する劣化度評価について あまとう 2009-06-12 20:45:06 [返信]
  (さとう wrote.>建設後20年のコンクリート構造物をシュミットハンマーで試験…)
  [26252] Re: 圧縮強度試験値に対する劣化度評価について 熊1号 2009-06-15 17:00:13 [返信]
  (さとう wrote.>建設後20年のコンクリート構造物をシュミットハンマーで試験…)
   [26254] 削除されました。