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記事詳細
記事番号
2918
タイトル
Re[2]: 化学的腐食の要因
本文
パパウルフ 様
ありがとうございました。 > 硫酸塩=金属イオン(Ca2+、Na+など)と硫酸イオン(SO4^2-)が結合した化合物。 >水に接触すると電離して、金属イオンと硫酸イオンになる。物質として目で見ることが >できるのは硫酸塩になります。この点は普通の塩(塩化ナトリウム)も一緒ですね。 > > 塩酸や硫酸など酸による腐食の場合、バインダーであるセメント水和物が溶解し、 >骨材粒子間の結合力が弱くなりコンクリートが劣化するのですよね(強烈な酸では骨材 >の鉱物相も溶解するのじゃなかったかな)。 > 書かれているようにエトリンガイト生成に起因する膨張により劣化しているのであれ >ば硫酸塩(塩類)による劣化と思いますが如何?。 > > ところで注入剤には、通常、硫酸塩が含まれているのですか? 現在水ガラス系の注入材が使用されていますが、硬化剤として硫酸が使われているもの があります。 具体的には次の種類です。 ・懸濁型ー中性系ーシリカゾル系(硫酸) ・溶液型ー無機系硬化剤ー中性系ーシリカゾル(硫酸、硫酸アルミニウム) ー非中性系ー硫酸塩を含むもの(硫酸水素ナトリウム、硫酸ナ トリウム、硫酸マグネシウム) ケーソン工法で深い立坑を設置した場合、補助工法として大量に薬液注入が実施された 現場があります。ケーソンの場合、直接構造物のコンクリートが土と接するためトラブル が発生します。また、シールド部の急曲線部にも補助工法として薬液注入が使われて いたため、コンクリート製のセグメントが土と接しトラブルが起きます。 お名前
toko
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登録日時
2003-10-24 10:04:40
最終修正日時
2003-10-24 10:04:40
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