|
|
|||||||||||||
![]() |
||||||||||||||
![]() |
||||||||||||||
![]() |
![]() |
![]() |
||||||||||
※バナー広告のお申し込み・お問い合わせはこちらをご覧下さい。
記事詳細
記事番号
37392
タイトル
Re: コンクリート土間の汚れ
本文
兵庫人 wrote.
>二週間前にカーポートの土間を打ちました。翌日硬化してから見に行くと土間の表面に茶色の斑点が土間全体に点在しておりました。 >茶色部分をコインでこすると色ははげるようです。 >打設後に上から茶色に着色するようなものは一切ないので、コンクリートから抽出してきたとしか思えません。配合は以下の通りです。 > >21−15−20N 3.5m3 天候は晴天でした。 > >考えられる原因はなにか ご教授ください 最近はポリカルボン酸系の混和剤が増えたため、あまり問題として指摘されることが少なくなりましたが、従来型のリグニンスルフォン酸を主要成分とするAE減水剤を使用した場合に、紫外線の強くなる5月〜夏にかけての晴天下でスラブなど直射日光を受けやすい部材を打設した際に、まれに硬化直後のコンクリート表面に骨材の影のような斑点状の黄土色〜暗褐色の色むらが全面に生じることがあります。 また、リグニン系の混和剤を使用していなくても、使用骨材に有機物(主にフミン・リグニン等植物腐敗物)が含まれる場合や、コンクリートを打設した下部の地盤(土壌)にこれらの有機物を多量に含む場合で、これらの有機成分がコンクリート表面に浸出すると、やはり同様に紫外線の影響により黄色〜褐色系の斑点状の色むらを生じることがあります。 これら、斑点状の色むらは硬化直後はかなり明瞭な色調差を示しますが、その後1〜2回降雨等に洗われると徐々に色調差は薄らぎ、数週間程度で色むらはほとんどわからなくなります。また、耐久性や表面硬度など品質面においては特に問題が生じることはないようです。 よく、骨材中の亜炭、泥炭の表面析出や、砕石・砕砂中のカーボンの浸出ではないかと疑われることも多いようですが、亜炭・泥炭は表面を削れば、黒色の異物が確認できます(エックス線等で分析すればカーボンは判断できます)し、砕石・砕砂中のカーボンの場合は斑点状の色むらでなく、いわゆる墨流し状の色むらになることが多いようです。 もし、土間表面に日光が直接当たらない所があり、ここだけ色むらが出ていないようであれば、コンクリート表面の有機物の紫外線発色の可能性が高いものと考えられます。 もう一度色むらの発生している表面を観察してみてください。 お名前
ミネルヴァ
レスへの感心度
😃: 0 😮: 0 😲 : 0
登録日時
2014-06-06 23:11:33
最終修正日時
2014-06-06 23:11:33
[37392] Re: コンクリート土間の汚れ ミネルヴァ 2014-06-06 23:11:33 [返信] (兵庫人 wrote.>二週間前にカーポートの土間を打ちました。翌日硬化してから見…) [37395] Re[2]: コンクリート土間の汚れ がってん拒否の介 2014-06-07 11:11:10 [返信] (土間屋をやってますが、確かにこの季節多いな。ただ、使うコンクリート屋によって出や…) [37408] Re[3]: コンクリート土間の汚れ ミネルヴァ 2014-06-09 16:27:49 [返信] (教えて wrote.>ミネルヴァ wrote.>>>兵庫人 wrote.>>>>…) [37411] Re[2]: コンクリート土間の汚れ 混和剤命 2014-06-09 21:29:13 [返信] (ミネルヴァ wrote.>兵庫人 wrote.>>>二週間前にカーポートの土間を…) ![]() ![]() |