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記事詳細
記事番号
40590
タイトル
Re: 骨材の実積率について
本文
基本的に骨材の実積率試験を湿潤状態で行うことは認められません。これは骨材特に細骨材にはバルキング(bulking)現象と呼ばれる特性があり、気乾あるいは絶乾状態の試料に比べて、表面に水分が付着した状態の試料で試験を行った場合には、見かけの「かさ容積」が一時的に増加してしまう(空隙率が上がる=実積率は下がる)ため、正確な容積や実積率が測定できなくなるためです。この原因は、骨材表面に付着する水膜の影響や、表面張力、毛管力、粒子間摩擦力等の変化に由来するものとされ、表面水率0%から5%程度までが最も影響が出やすく(粒度によっては10%程度とも言われます)、さらに表面水が多くなると解消傾向に向かうと言われています。では、表乾(表面乾燥飽水)状態なら問題ないのではないかとも考えられますが、現実には表乾状態と言っても、ご存じの通り、骨材表面の色は気乾あるいは絶乾状態のものと色が異なる(やや濃くなっている)ことが多いかと思いますが、あれは表面に水膜が付いていることによる濡れ色ですので、厳密な意味では表面が乾燥してかつ内部が飽水状態となっているわけではありません。したがって、骨材の実積率を測定する際は、各規定類では気乾あるいは絶乾状態で試験し、含水率分を補正することとする規定されております。細骨材のバルキング状態のかさ容積の変化(空隙率の変化)に関しては、下記文献p232図-3等をご参照ください。
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00037/343/343-122418.pdf お名前
ミネルヴァ
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登録日時
2026-04-13 09:09:01
最終修正日時
2026-04-13 10:03:35
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