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記事詳細
記事番号
1781
タイトル
Re: 膨張材について
本文
トラック野郎 wrote.
>膨張材についてわからないことがたくさんあります。 > >質問1 > 膨張材の主成分として、①CaO、②SO3、③F-CaO、④Al2O3などがあると思いますが、①は酸化カルシウム(遊離石灰)、②と③と④は何でしょうか?②は三酸化硫黄、④は酸化アルミニウムでしょうか?③は全く見当がつきません。 > >質問2 > 膨張材の種類として①CSA(セメントサルホアルミネート系?)と②FLE(石灰系)があると思いますが、どういう使い分けでしょうか? > >質問3 > 膨張材の種類?として①収縮補償用と②ケミカルプレストレスがあると思いますが、それぞれ意味が???です。 > >いろいろ質問してしまいましたが、よろしくお願いします。 > 質問1は楊さんの返答がありましたので、私は2と3にチャレンジ! 質問2の、二種の膨張材の用途は共通で収縮補償とケミカルプレストレス用です。 混入率や、強度発現に若干の違いはありますが使用の目的は同じです。セメント銘柄 にユーザーの使用は追従しています。私の好みから言えば、CSA系の方が両用途とも 性能的には安定していると思っていますが?実績もあるし。 質問3の収縮補償は、文字通りコンクリートに不可避の乾燥収縮に対する対策です。 適当な量のエトリンガイトの生成による膨張が見かけ上の収縮量を軽減させる働きを します。この結果、乾燥収縮クラックの発生を防止することができます。 ケミカルプレストレスはメカニカル(PC鋼棒や鋼線の緊張による)に相対するものです。 膨張材によりコンクリートが膨張するとき、付着により鉄筋も同時に引張します。 そのまま硬化していれば常に鉄筋は緊張状態となります。コンクリート側から見れば 鉄筋は常に縮もうとしていますから、圧縮を受けることになります(圧縮応力)。 こうした状態で外力が生じたとき、引張り側のコンクリートにその圧縮応力分だけ (プレストレス)余裕が生じることになります。つまり見かけ上の(曲げ)引張り 強度が大きくなります。化学的な力でプレストレスを導入したという意味からケミカル プレストレスと言われているわけです。 お名前
美人妻
レスへの感心度
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登録日時
2003-05-06 16:03:37
最終修正日時
2003-05-06 16:03:37
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