Re[5]: セメジャの解答例、工業新聞に掲載されてました。

ペッパー wrote.

>>問40
>>振動障害の基本は剛性をあげる⇒断面2次モーメントの増加させる⇒断面積の増加させる。
>>上でも下でも横でも断面積を増やしてあげれば間違えじゃない。
>>振動障害が発生しているということは剛性が低下しており劣化状況は加速期から劣化期の可能性がある。
>>押し抜きせん断対策も含めて考えると鉄筋入りもありうると考えた。
>>
>>(2)劣化状況が上記であると仮定すると、すぐまた再劣化することは明白なので、
>>補修だけではなく補強が対策としては欲しいところと考えた。
>>
>>>単純桁に上面増厚は、ただでさえ死荷重比率の高いコンクリート橋には不利では？
>>
>>について不利な理由を教えてください。
>
>うまく言葉に表せないですが、
>鋼橋の場合、６㎝の増厚をします。
>鋼橋においては、増厚の影響が数％なので、発生応力の増加は大目に見ているのだと思います。
>今回の（１）は、鉄筋を配置していますので、１０㎝程度の増厚だと判断しました。
>鋼橋とコンクリート橋で、主桁に対する発生応力の死活荷重比を比較すると、コンクリート橋の方が多い。そのため、増厚による死荷重増の主桁に対する影響はコンクリート橋の方が大きいと思います。
>増厚したコンクリートは、硬化前は単に主桁に対して死荷重増、硬化後は活荷重にしか効かない、ということから、増厚によって、主桁の発生応力は増えるものと考えました。
>
>そのため、振動障害の原因が主桁と床版に何らかの劣化損傷が発生しているのであれば、増厚のみでなく、外ケーブル補強などと併用しなければないのではないか？
>連続桁であれば、配置した鉄筋は支点上からの連続鉄筋となり、活荷重に効果があるが、単純桁でなぜ鉄筋が必要だったのか？（ひび割れ防止？）
>鉄筋を配置したことにより、増厚量が増加し、主桁には悪影響が増えるのでは？
>
>などと試験中に悩んでました。

ありがとうございました。
実務も含めて考えている点が勉強になります

(´・ω・｀)

😃: 0 😮: 0 😲 : 0

2008-08-03 13:56:39

2008-08-03 13:56:39