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記事詳細
記事番号
2330
タイトル
Re[3]: シュミットハンマーについて
本文
とす wrote.
>返信ありがとうございます >やはり、コンクリート強度を非破壊で測定するのは困難ですか・・・ >しかし、もしその技術が開発されたら、ニーズというのはあるのでしょうか? > >今回、宮城県で地震があって、学校や病院でひび割れ等が発生したようですが >そのコンクリート構造物の強度診断などは、どのようにするのでしょうか? > > >よろしくお願いいたします。 > シュミットハンマーのデータについてですが、経験者1さんが言われるように正確性に欠ける試験と私も思います。超音波法との併用により精度が良くなると言われていますが、それでも正確な圧縮強度を推定出来るかというと、私は疑問です。 ただ、同じ材料を使用したコンクリート強度の相対比較については、ある程度信頼できると考えています。建築物でしたら、同一工区の同一階は1日でコンクリートを打設します。ある階で不具合が生じてコンクリート強度を検査する場合、どこかでコア強度を調べることになると思いますが、どこの部分を対象とするかの判断に使用しています。適当な部分でコアを採取し強度試験をしてOKだとしても、当該階全ての部分でOKという補償にはなりません。住民は納得してくれないと思います。そこで、当該階で何カ所かシュミットハンマーによる反発度を求めて、最も反発度の小さい部分において、コアを採取し強度試験を行うことにより、当該階は安全であるというようなストーリーにしています。 地震時の被害の強度診断については、既に被害があるので、ある程度コアを採取することが可能と思います。近年は小径コアによる強度試験方法も提案されています。実際の建物の診断では、強度が原因とは考えられない不具合においても、住民はまず強度を心配しますので、強度上問題ないことを明示するためにシュミットハンマーを適用しています。強度不足が本当に不具合の原因と予想される場合には、やはりコアを数カ所から採取して強度を確認する必要があると思います。 お名前
経験者2
レスへの感心度
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登録日時
2003-07-28 11:54:54
最終修正日時
2003-07-28 11:54:54
[2330] Re[3]: シュミットハンマーについて 経験者2 2003-07-28 11:54:54 [返信] (とす wrote.>返信ありがとうございます>やはり、コンクリート強度を非破壊で…) |