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記事詳細
記事番号
37439
タイトル
Re[3]: マスコンについて
本文
oioi wrote.
> >約6m角、高さ3.5m、打設時期:夏場(外気温28度)、早強セメント425kg、W/C=40% > > >あんた wrote. > >>oioi wrote. >> >>>上部工など富配合の部材で温度解析をおこなっていると、時々最高温度が100℃を超す結果が得られます。 >>>内部の温度が100℃を超すようなコンクリートの場合、物性値に何か影響を及ぼすように思うのですが、そうした文献など有りますでしょうか? >> >>部材サイズ、打設時期、セメント種類、セメント量、水セメント比は? Hがいわゆるマスコンに使われることはまずありませんので、文献も見当たらないようです。ただ、大きなPC橋等では厚さが500mm程度の部材に高強度(早強)コンクリートを使うことがありますが、高温履歴と圧縮強度に言及した文献は見たことがありません。次の文献は、最高温度が100℃を超えるようなコンクリート(H使用)の例ですが、なぜか圧縮強度には言及されていません。 http://data.jci-net.or.jp/data_pdf/24/024-01-2249.pdf Nについては、ある程度データがあります。次は、最高温度が82℃(実測値)で高温履歴を受けた例です(テストピースを断熱養生したもの)。以下、材令/強度(N/mm2)で示します。W/C=35%です。U−M会社さんの技術資料から引用しました。 ・標準養生:7日/60.8 → 28日/72.6 → 56日/76.6 → 91日/79.3 ・断熱養生:7日/56.2 → 28日/63.3 → 56日/63.8 → 91日/64.1 高温履歴を受けたものは、標準養生に比べ強度の伸びがほとんどなく、28日で標準養生の87%となっています。ただ、強度低下は、高温履歴だけでなく高温に伴うコンクリート内部の水の移動が関係しているということですので、簡易断熱養生を行ったテストピースと実際のマスコンの圧縮強度は異なるのではないかと思います。 以下は私見ですが、御参考まで。 ・夏場ということですので、少しでもデータのあるN使用コンクリートでも十分代替可能ではないでしょうか。その上で、パイプクーリング、何層かに分けた分割打設を検討されてはと思います。100℃を超えると、コンクリートから湯気が出るかもしれませんので(笑)。 ・打設時コンクリート温度を下げる(=最高温度を下げる)ということで、夜間打設も 検討の余地があるのではと思います。 お名前
ピンフドラSUN
レスへの感心度
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登録日時
2014-06-18 12:44:57
最終修正日時
2014-06-18 12:44:57
[37439] Re[3]: マスコンについて ピンフドラSUN 2014-06-18 12:44:57 [返信] (oioi wrote.>>約6m角、高さ3.5m、打設時期:夏場(外気温28度)…) [37457] Re[6]: マスコンについて ピンフドラSUN 2014-06-23 12:36:49 [返信] (ぽんこつ wrote.>oioi wrote.>>>コンクリ屋様>>情報およびご…) [37452] 削除されました。 ![]() ![]() |