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記事詳細
記事番号
21153
タイトル
Re: 鉄筋のかぶりについて
本文
kanonn wrote.

>おしえてください。
>
>コンクリート標準示方書によれば、
>基本かぶりcoは部位によって、値が違ってきますが、
>なぜなんでしょうか?
>スラブ、はり、柱それぞれの部材によって、耐久性能に差が
>あるのでしょうか?
>それとも打設時の施工性によるものでしょうか?
>水中コンクリートの100mm以上
>というのは判るのですが...
>
>よろしくお願いします。

 スラブ25mm、梁30mm、柱35mmですか。
 コンプロネットのコンテンツ「私のコンクリート補修物語」に、以下の記述がありました。

以下引用
 当時建築物の壁、柱、梁のかぶり深さは、3cmであることが多かったが、これは通常鉄筋の安全率が2倍になっているものとみなし、構造物が火災に遭遇した時に、鉄筋の降伏点が1/2となるのはおよそ600℃であるので、火災時間が1〜2時間とみて鉄筋が600℃になるのを防ぐ、最低限必要なかぶり深さとして定められたものである。
 上記岸谷式によれば、3cm中性化するのに65年かかることを表している。 税法上の予定寿命は、鉄筋位置のコンクリートが中性化するまでの時間から、事務所60年、民間住宅65年、公営住宅70年とされていた。
引用終わり

 ということで、梁のかぶり30mmは火害から決まっているようです。
 スラブは、「コンクリート標準示方書 構造性能照査編」では最小部材厚が80mmとされておりますので、部材厚にあわせてかぶりも小さくなっているのでは?
 柱は使用する粗骨材が25mm以上という前提があるのでしょうかね。かぶりは粗骨材最大寸法の4/3以上という規定もありますので、25mmの骨材を使用する場合、かぶりは33.3mm以上となり、丸めて35mmとなるのですが……。
お名前
ダム屋ですが
レスへの感心度
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登録日時
2008-02-23 13:27:30
最終修正日時
2008-02-23 13:27:30
・[21147] 鉄筋のかぶりについて kanonn 2008-02-22 10:38:59 [返信]
 (おしえてください。コンクリート標準示方書によれば、基本かぶりcoは部位によって、…)
  [21153] Re: 鉄筋のかぶりについて ダム屋ですが 2008-02-23 13:27:30 [返信]
  (kanonn wrote.>おしえてください。>>コンクリート標準示方書によれば…)
   [21155] Re[2]: 鉄筋のかぶりについて ん〜・・・ 2008-02-23 22:09:43 [返信]
   (ダム屋ですが wrote.>kanonn wrote.>>>おしえてください。>…)
    [21159] Re[3]: 鉄筋のかぶりについて #ω# 2008-02-24 09:30:50 [返信]
    (ん〜・・・ wrote.>↑これは土木構造物の話。>↓これは建築構造物の話。 "…)
    [21160] Re[3]: 鉄筋のかぶりについて ダム屋ですが 2008-02-24 12:51:13 [返信]
    (ん〜・・・ wrote.>建築ならばこんな古い話ださなくても、建築基準法施工令で…)
     [21162] Re[4]: 鉄筋のかぶりについて ん〜・・・ 2008-02-24 17:46:54 [返信]
     (ダム屋ですが wrote.>ん〜・・・ wrote.>>>建築ならばこんな古い話…)
      [21163] Re[5]: 鉄筋のかぶりについて ダム屋ですが 2008-02-24 19:25:40 [返信]
      (ん〜・・・ wrote.>そりゃ土木だけでなく建築だって最小かぶりそのままで設計…)