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記事詳細
記事番号
37054
タイトル
Re: 関西物件のコンクリート調合
本文
一生コン関係者としての意見です。関西地区の者ではありませんが
参考になれば幸いです。 結論から申し上げれば、強度補正値が6Nを下回らなければ 補正は許容されるものと考えられます。 >*************************************************************** >大阪地区のコンクリートは、統一配合を採用しているため、各プラントでかなり(3〜9N)の余剰強度があります。 この「強度」についてですが、「呼び強度」に対してなのか「調合強度」に対してなのか明確にする必要があります。 普通に考えて、調合強度に対してこれだけの強度補正(余剰強度)があるとは考えにくいですが。 呼び強度に対しては、強度が安全側で得られるよう3〜6Nは強度補正を行う必要があります。 >プラントの出荷実績を確認し、試験練りを実施します。 >試験練りデータを解析し、構造体強度補正値(mSn)を軽減して発注強度を見直します。 >試し練りによる強度の見直し方法は、JASS5(2009)に準拠して算出した調合強度と、試し練りとの強度差の分だけ、mSnを3N/mm2単位で軽減します。 安全率の考え方の問題だと思います。具体的な安全率は不明ですが 呼び強度に対して強度補正値を6Nとして調合した場合、適切な施工が行われれば強度割れはまずありません。(安全率は適正) 強度補正値が9Nとなるのであれば、3N落としても十分な強度が得られるのに余分なセメントを使用していると考えることが出来ます。(安全率が大きすぎる) >*************************************************************** >これは、 >うちの工場は優秀だから、統一配合だと強度が大き過ぎちゃうんだよね。 >だから、セメント量を減らしたいから、調合強度をmSnで調整(低減)させてね。 >と読めるのですが、どうなのでしょうか。 概ねその通りだと思います。スランプ、空気量等、他品質が同一でも3N強度が変化すると、セメント使用量は単位量にして25〜30kg変化すると思われます。製造単価的にみて、これは無視できない数字です。 >mSnは旧基準の温度補正値(T)と同意ですから、結果的には同じでも調整して良いものではありませんよね。 >調整を許してしまうと、JASS5に準拠しなくなってしまいますよね。 >これは一般的にある申し入れなのでしょうか。 JASS5でも、構造体強度補正値は通常6Nが最大とされていますから 試験結果がこれを下回らない限りは補正しても構わないものと考えます。 先に述べましたが、実際のコンクリート強度も6N強度補正を行っていれば、十分安全側で強度が得られると思いますので。 お名前
生コン関係者
レスへの感心度
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登録日時
2013-12-11 11:07:00
最終修正日時
2013-12-11 11:07:00
[37054] Re: 関西物件のコンクリート調合 生コン関係者 2013-12-11 11:07:00 [返信] (一生コン関係者としての意見です。関西地区の者ではありませんが参考になれば幸いです…) [37055] Re[2]: 関西物件のコンクリート調合 かんきち 2013-12-11 13:12:40 [返信] (生コン関係者さま、ありがとうございます。大変参考になります。>この「強度」につい…) [37056] Re[3]: 関西物件のコンクリート調合 生コン関係者 2013-12-11 15:00:05 [返信] (かんきち wrote.>生コン関係者さま、ありがとうございます。大変参考になりま…) [37058] Re[4]: 関西物件のコンクリート調合 ウロウロ 2013-12-12 18:04:12 [返信] (生コン関係者 wrote.>かんきち wrote.>>>生コン関係者さま、ありが…) [37062] Re[4]: 関西物件のコンクリート調合 かんきち 2013-12-16 14:08:05 [返信] (生コン関係者さま。重ねてありがとうございます。しばらく出張しておりましたので、返…) ![]() ![]() |