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記事詳細
記事番号
1479
タイトル
Re[2]: 封緘養生とは?
本文
たまたま wrote.
>>現場打ち杭の強度管理を材齢56日の封緘養生で行ったのですが、呼び強度30N/mm2に対して杭17本中5本が強度割れを起こしました。 >まず、問題なのは、なぜ?封かんなのかです。 >建築工事という前提でお話しますと、 >適切な養生は標準養生です。 >場所打ち杭の場合、地中でほぼ一定の温度で養生されるため、標準養生でよいことになっています。 >この書き込みではわかりませんが、材齢とは2種類あります。 >ひとつは、コンクリートの調合材齢、もう一つは構造体の管理材齢です。 >コンクリートの調合材齢を28日から56日に延ばせるセメントは一般の生コン工場ではBBセメントで、Nセメントで標準養生をすると28日以降強度の増進が(あまり)ありません。 >ということで、杭の場合はセメントをBBにして、調合材齢を56日に延長して、標準養生で56日管理する。というのが正解だと思います。 >だから、封かん養生したら出ないことが多いですよ。 > >>封緘養生とは供試体中の水分の逸散を防ぎ、外気温度に追随する養生方法であることはわかっていますが、まったく外気と触れてはいけないのでしょうか?供試体が外気と呼吸することでより構造体に近い養生になると思うんですけど。 >封かん養生の作成方法については基準がありません。 >ゼネコンや研究機関で封かん養生というと、簡易型枠(サミット缶など)に試料を詰めて、上面に0.2mm程度(厚手のビニール製のテーブルクロスみたいなもの)で覆い、周囲をビールテープでぐるぐる巻きにしています。 >当然外気には触れませんし、供試体の作成直後から水分の逸散はありません。 >ここで、ビニールに入れたと書き込みがあったので、推測するに通常の鋳物の型枠で供試体を作成し翌日脱型してからビニールなどでくるんでいるのではないでしょうか。 >このような作り方をすると、初期から脱型までの間の逸散が大きく、本来の強度が出ないことが多いです。 >あと、「供試体が外気と呼吸する」イメージはわからなくはありませんが、供試体と、実際の柱などでは大きさが違うので水分の逸散の度合いが異なります。どちらかというと柱の中心部付近の強度を考えているイメージだと思います。 > >私も長くなりましたがすいません。 > ”たまたま”さんありがとうございました。 設計事務所やゼネコンの「材齢28日を越えたら何が何でも封緘養生」 「設計図書に書いてある」 という技術者とは思えない考え方に警鐘を鳴らしていきたいと考えています。 杭の供試体管理には標準養生を適用するというのは常識であり、 それを変更できなかった私にも反省材料があると思っています。 また質問を投稿したいと思ってますのでよろしくお願いします。 お名前
ねじ式型枠3号
レスへの感心度
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登録日時
2003-02-28 17:34:45
最終修正日時
2003-02-28 17:34:45
[1479] Re[2]: 封緘養生とは? ねじ式型枠3号 2003-02-28 17:34:45 [返信] (たまたま wrote.>>現場打ち杭の強度管理を材齢56日の封緘養生で行ったので…) [1485] 削除されました。 [1500] Re: Re[10]: 封緘養生とは? たまたま 2003-03-04 09:26:21 [返信] (杭のコンクリートで普通ポルトランドセメントを使用している場合でも、よく知らない人…) [1502] Re[2]: Re[10]: 封緘養生とは? 十二坊 2003-03-04 20:20:02 [返信] (たまたま wrote.>杭のコンクリートで普通ポルトランドセメントを使用している…) [1509] Re[3]: Re[10]: 封緘養生とは? たまたま 2003-03-05 19:36:55 [返信] (料金を聞いてびっくりしました。こんなことでは無理があります。て、どう言うことです…) [1510] Re[4]: Re[10]: 封緘養生とは? 十二坊 2003-03-05 20:54:54 [返信] (たまたま wrote.>料金を聞いてびっくりしました。こんなことでは無理がありま…) |