Re[4]: 封緘養生とは？

十二坊 wrote.

>　JASS5水中コンクリートの品質検査において、北海道〜というくだりで、補正値を加えた場合はＦqに補正値を加えた値にて合否判定をする、と解説しています。これを標準養生に補正値を加えると解釈してもよいのですが、標準養生では補正値の照査がたいへんです。
JASS 5では「・・・調合強度を定めるときに、コンクリートの平均養生温度による強度の補正値を加えた場合は、品質基準強度にその補正値を加えた値を合否判定の基準値とする。」とあるので、現場水中養生でなく、標準養生と思いますがどうでしょうか。

>　現場フウカン養生が、構造体コンクリートとの相関が得られないということであれば、現場水中養生もまた、なんら証明することになりません。
今回の場合、杭という地中に存在するコンクリートなので、外気温との相関はあるといっても、材齢と積算温度の関係が崩れてしまうことから、意味がないといっているだけです。一般の地上のコンクリートの場合は外気温の平均温度と現場水中養生層の水温、構造体コンクリートの養生温度とは相関が取れると思っています。細かく言えば初期の水和熱による相違はあると思いますが。

>　JASS5では、28日を超える構造体コンクリートの合否検査をフウカンでうたっていると思いますよ。
それは、JASS 5が調合材齢28日のコンクリートについて対象としているからだと思います。杭などの場合調合材齢自体を28日から56日に延長して調合設計をする場合があります。その場合、調合設計をした前提となっている養生方法で行うのが一般的だと思います。たしかに、基準法にある28日を超える場合はコアに類する養生ではないと思いますが。

たまたま

😃: 0 😮: 0 😲 : 0

2003-03-01 11:13:04

2003-03-01 11:13:04