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記事詳細
記事番号
1497
タイトル
Re[9]: 封緘養生とは?
本文
先ほど外出先から戻ってきて、この掲示板を見ると、!!!
すごいことになっていた! 川砂利様、私の言葉足らずをフォローしていただき、ありがとうございました。 と、話を戻して、 私もいろんなかたに材齢の話をするときに、2種類の材齢というのがあります。 1つはコンクリートの調合(配合)設計をする時に用いる「調合上保証する材齢」と、 2つめは構造体コンクリートの強度を保証するための「管理材齢」があります。 一般的に後者の「管理材齢」の延長というのは、温度補正を取らないで呼び強度を低くして打設するときに登場してきます。 前者はマスコンクリートや杭などで、標準養生の温度に近い養生温度を受ける場合、かつ、長期強度増進性能を持つセメントを使用した場合に登場します。 で、今回の書き込みのねじ式型枠3号さんの「現場打ち杭の強度管理を材齢56日の封緘養生で・・・」、「打設日は平成14年9月20〜28日の間」と書いてあったので、多分これは、長期強度増進性能を持つセメントを使用して「調合上保証する材齢」を、56日にしたんだろうな。と判断しました。 一般の地域では、この期間、温度補正を取りませんからね。 そんなこんなで、「封かんになるはずがない」と決め付けたのです。 強度発現に対していろんな考え方がありますが、私は積算温度に立脚した考え方を持っています。その考え方からいうと、調合材齢が28日のコンクリートは840゜DD、56日のものは1680゜DDで調合強度がでるようになります。とすると、今回の事例に当てはめ、前提(仮定条件)を以下のようにすると 1)長期発現性セメントを使用した 2)調合材齢が56日だった。 3)打設場所は東京近辺であった。 4)打設日からの3ヶ月間の平均気温は理科年表2002年版から、10月:18.2℃、11月13.0℃、12月8.4℃の平均値(大胆すぎるか?)から13.2℃とする。 これで、封かん養生供試体が受けた積算温度を計算すると、(13.2℃+10)×56日=1299.2゜DDとなって、約380゜DD足りないことなります。これを1月の平均気温(5.8℃)であと何日で達するかというと、380÷(5.8+10)=24.1となって、あと25日くらい経過しないと発現しないことになります。 このような間違いがあったのではと思ったしだいです。 長くなりましてすいません。 お名前
たまたま
レスへの感心度
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登録日時
2003-03-03 17:01:37
最終修正日時
2003-03-03 17:01:37
[1485] 削除されました。 [1497] Re[9]: 封緘養生とは? たまたま 2003-03-03 17:01:37 [返信] (先ほど外出先から戻ってきて、この掲示板を見ると、!!!すごいことになっていた!川…) [1500] Re: Re[10]: 封緘養生とは? たまたま 2003-03-04 09:26:21 [返信] (杭のコンクリートで普通ポルトランドセメントを使用している場合でも、よく知らない人…) [1502] Re[2]: Re[10]: 封緘養生とは? 十二坊 2003-03-04 20:20:02 [返信] (たまたま wrote.>杭のコンクリートで普通ポルトランドセメントを使用している…) [1509] Re[3]: Re[10]: 封緘養生とは? たまたま 2003-03-05 19:36:55 [返信] (料金を聞いてびっくりしました。こんなことでは無理があります。て、どう言うことです…) [1510] Re[4]: Re[10]: 封緘養生とは? 十二坊 2003-03-05 20:54:54 [返信] (たまたま wrote.>料金を聞いてびっくりしました。こんなことでは無理がありま…) |