Re[4]: JIS改正の標準配合、修正標準配合とは

>>そうです、示方配合が試し練りを行って決定した配合です。スランプロス等は全く考慮していない段階の配合です
>何故に、スランプロスを考慮しない試し練りを行うのでしょうか？
>工程検査結果が反映されませんよ。
>ついでに言えば、エアロスも考慮しないのですか？

はい、示方配合の段階ではエアロスも見ていません。

>各々の材料で、スランプ、エアロスが違ってくると思います。
>御社の現在の示方配合、これは、この示方配合を決定した時から材料が全く変わらず同一なのでしょうか？

２年位前からこの配合を使用しています。材料は変わっていません。日々の変動、月々の変動は若干あります。

>材料が変われば、スランプロスが０．５ｃｍだったものが１．０ｃｍにしないといけない、こんなことは日常茶飯事と思います。
>各工場さんの平均の運搬時間を考慮してスランプエアロスを決定し、これを試し練りで確認した方が良いのでは？
>そして、この結果をもとにスランプエアロスの妥当性を検証されないと製品試験結果が反映されないのでは？

例えば施工者さんの立ち合いの試し練りなんかもスランプロス、エアロスを考慮した配合で行うのでしょうか？
当社の近隣では一応どの工場も試し練り時にはスランプロス、エアロスを考慮しない示方配合で立ち合いの試し練りを行うようにしています。古い人に聞くと地区協組全体の暗黙の了解と言われました。

地域の工場全てが完全に一緒ではありませんが、
示方配合＝試し練りを行って決定した配合(スランプロス、エアロス考慮せず)
現場配合＝示方配合に対しスランプロス、エアロスを考慮し、実機で妥当性を確認した配合
(標準期、夏期)
大体こんな感じです。

>>このあたりが当社の考え方とは全然違うところですね。ちょっと目から鱗です。当社の現場配合はプラントの計量機の事は全く考慮していません。現場配合はスランプロスのみを考慮した配合です。具体的には示方配合に水を2kgプラスして、W／Cを同じにするためにセメントも増やして、骨材をそれに伴って増減させています。
>また、上記に、「具体的には示方配合に水を2kgプラス」とありますが（この決定根拠も分かりませんが）、これは各々設定したスランプを１ｃｍ増やすための結果と思われます。（スランプ１cmの増減に対して単位水量を１．２％減増→単位水量で約２ｋｇ）

はい、そうです(正確にはそうらしいです。)

>ですから、示方配合→現場配合（標準期）→現場配合（夏期）が存在するのであれば、これを機会に今の現場配合（標準期）を示方配合（社内規格の標準：標準配合：スランプロス１ｃｍ）にして、現場配合（夏期）を修正標準配合（スランプロス１ｃｍ）にしてはどうでしょうか？

ですね。私もそれの方がスッキリして施工者さんや役所さんに配合の説明をするのがスムーズにできそうです。ただ、決めるのは試験室と工場長等ですので意見が通るかどうかわかりませんが、何かの説明などは私が前面で行わなければならないのでみんなと良く話をしてみます。

>まっ、でも、変なオヤジの独り言とでも思ってください。

いえいえ、本当に勉強になります。ありがとうございます。座ってばかりで書類をまとめているのが自分の業務なので実際の所が全く自信がないままに仕事をしているのです。

ありがとうございました

デスクワーカー

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2009-02-13 08:51:56

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