Re[3]: Re[10]: JIS改正の標準配合、修正標準配合とは

>容積割増しとかは割増しなので、単位水量も単位材料も変わらないのでいいのですが、
>配合設計によって１ｍ3の配合が決まりますよね。その配合にはエアロスは入っていませんよね。955㍑＋エア分４５㍑ですよね。ただしスランプロスは見込んでいますよね。　
>そこで試験練りはその配合にエアロス分（0.5%）を＋αすると容積は約1005㍑に
>なってしまいますよね。試験練り計画書は1000㍑or1005㍑？
>試験練り計画書ではエアは4.5％で実際にはロス分を見込んでいると言う事なのでしょうか。
>何がいいたいかと言いますと。エアロス分を見込んでしまうと、単位容積あたりの単位質量が標準配合と異なってしまうと言うこと。これは経時変化を見ない場合です。その点がすっきりしないもので考えてしまうのです。

もう理解されているようなので迷ったのですが、投稿します。
猫むすめさんの工場では、容積検査は工場出荷時（工程）ｏｒ荷卸し地点（製品）どちらで行いますか？
荷卸し地点なら何も考えず、単位容積質量を求めれば良いと思います。
ただ、工場出荷時ならJIS Q 1011にもあるように、空気量のロスを見込んで補正しないといけません。
弊社では、容積検査のためにいちいち秤を現場に持っていくことは出来ませんから、工場出荷時に行っています。
手順としては、普通に単位容積質量を求めます。
その後に、工場出荷時（工程検査と同様の考え方）になりますので、先に求めた単位容積質量を空気量のロス（０．５％）を見込んで、０．９９５で割り算して補正単位容積質量を求めています。
こうすれば、説明もつくかと思います。

ちなみに、弊社では工程検査の空気量の規格値の中心は４．５＋０．５＝５．０％ です。許容差は１．５％ですので、工程検査だけを考えると３．５〜６．５％が合格範囲です。もちろん製品検査（荷卸し地点）はＪＩＳのとおり４．５％が中心の３．０〜６．０％が合格範囲です。
あくまで、荷卸し地点の品質を保証することをＪＩＳは求めています。
猫むすめさんの工場では、工程検査の空気量は、どのように扱っておられます？
文面から推測すると、製品検査同様４．５％が中心でしょうか？

その地方により、ローカルルールが存在しているとのことなんで、これ以上は書きませんが、お互い社内規格でしっかりとしたルールを作り、後々苦労することが無いように頑張りましょう。

じじ

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2009-02-16 19:51:46

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