Re: 皆様ありがとうございます

容疑者Ｘ wrote.

>それが、２７というのは、設計基準強度だったのです。
>そして、温度補正もぎりぎり０の時期だったものなので、温度補正もありませんでした。
>
>
>しかし、構造物で割り増し強度をつけず、温度補正ぎりぎりぐらいの時期に温度補正もつけておらず、確実に現場水中で呼び強度が達成出きるとは限りません。
>
>
>設計基準強度を割ってるので問題あると思います。
>
>ただ、割り増しもつけてないし、温度補正前とは言え、補正開始時期の１週間前ほどの事です。
>
>もう少し、強度に余裕を持ったやり方をして頂けないだろうかと思うのです。
>
>
>ＪＡＳＳ５の品質基準強度を現場水中の場合は、上回っていなければならないというのは、一回あたりの試験全てなのでしょうか？
>それとも三回の平均なのでしょうか？そのあたりがなかなか探せなくて困っています。
>
>そして、ＪＩＳの３回の試験の平均が１００％以上となっていて、１回あたりは８５％という表現も、もし、１回しか試験しない場合であれば、８５％でいいという事になるのでしょうか。

JIS A5308では確かにそう記述されていますが、それはあくまで標準養生の事だと思います。
構造体コンクリートになると試験結果の判定は１回毎に行うとJASS5では謳われています。
よってこの場合は1回目の試験分は不合格になってしまうのかな・・・
ただし標準養生できちんと強度が発言しているので、容疑者Ｘさんの工場から出荷されたコンクリートが悪いわけではありません。
あくまで「使用配合のミス」だと・・・
設計27でしたら現場水中での求められる強度の下限は27+Δ3で30N/mm2ですよね。
現場水中で30Nの下限値(LCL?)をクリアできる強度を使用するべきだったんじゃないかなと思いますが。
(Δ3を加味しなかったのは、工場・下受け・元受け・ゼネコンの何処なのでしょう)

不合格の場合の処置は前述のようにコア抜きが一般的なようです。
この場合はΔ3は考えず、設計基準強度が確保されていればよいとの事。

温度補正のカレンダーは絶対ではないので、ある程度余裕をもって配合決定した方がいいですよね。
こちらでＴ＝０は6月から9月までの僅かな時期です。

乱雑に書き綴りましたが、なにか参考になってくれれば。

北国の試験室

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2008-11-15 10:42:32

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