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記事詳細
記事番号
730
タイトル
Re[2]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について
本文
考え方はさまざまであると思いますが、
川砂利さんの考えもその通りだと尊重しています。 私は・・・ コア供試体による強度はある程度、代表すると考えています。 「ある程度」とした理由は、 条件 1)材料(材質、分離の程度) 2)養生条件 3)養生温度(水和熱によるものも含む) を、まったく同じにした場合、実験の再現性があるもの、 の、代表と考えるからです。 当然、現場の躯体はばらつきがあり、強度はさまざまであるのが当然です。 しかし、その躯体の養生条件、施工条件などを工学的に判断し、 抜取り箇所を考えて実施すれば十分代表した、調査になるのではないかと思います。 抜取り箇所の選定の際に、「なぜ、その部分としたか?」という問いに対して、 答えることができれば、その調査計画は問題ないのではないでしょうか。 答えに打設工区から3箇所なんてのはダメですが・・・ 建築の場合、 2002年度建築学会大会の梗概集 「高強度コンクリートの構造体中での強度発現性」 (宇都宮大学、佐藤、桝田) には、供試体と部位別のコアの強度比について報告されています。 一般的には、柱を基準に 柱>梁>床(壁) となります。 ただし、柱でマッシブな断面の場合 水和熱の温度上昇により、強度低下が報告されています。 近年では 日本建築学会構造系論文集 「高強度コンクリートの構造体中での強度発現と調合強度」 (宇都宮大学、桝田、佐藤、友澤) です。 そこには、問題となる最高温度は60℃以上に達したときに、 1℃につき0.036倍の低下あるとされています。 そのような、条件を考えて調査計画を立案しましょう。 お名前
たまたま
レスへの感心度
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登録日時
2002-08-12 10:52:40
最終修正日時
2002-08-12 10:52:40
・[716] 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 2PAC 2002-08-07 21:50:01 [返信] (既設構造物の調査時におけるコア強度の測定について一般にレディーミクストコンクリー…) [719] Re: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 川砂利 2002-08-08 19:30:47 [返信] (>既設構造物の調査時におけるコア強度の測定について>>一般にレディーミクストコン…) [720] Re[2]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 2PAC 2002-08-08 21:41:27 [返信] (川砂利 wrote.> 川砂利> >「コア抜きした強度はコアを抜いた部分だけの強…) [730] Re[2]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について たまたま 2002-08-12 10:52:40 [返信] (考え方はさまざまであると思いますが、川砂利さんの考えもその通りだと尊重しています…) [752] Re[3]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 2PAC 2002-08-18 21:38:21 [返信] (たまたま wrote.>当然、現場の躯体はばらつきがあり、強度はさまざまであるの…) [756] Re[4]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について たまたま 2002-08-19 10:08:38 [返信] (>損傷部のコア強度を代表値とできるのか、または健全部を>測定した方がよいのか、あ…) [759] Re[4]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 川砂利 水魚 2002-08-20 15:38:36 [返信] (2PAC wrote>>こういった場合、その損傷部のコア強度を代表値とできるのか…) [763] Re[5]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 2PAC 2002-08-20 20:42:10 [返信] (> 川砂利 wrote> > 調査目的は何かな?>調査の目的は、水路トンネルイン…) [764] Re[6]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 川砂利 水魚 2002-08-21 08:40:40 [返信] (2PAC wrote.>調査の目的は、水路トンネルインバートの打替えの要否判定で…) [767] Re[7]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について 2PAC 2002-08-21 22:27:53 [返信] (> 川砂利wrote>> 川砂利がお上からその仕事を命じられた場合,次のように行…) |