Re[7]: 既設構造物調査時におけるコア強度の判定について

> 川砂利wrote
>
>　川砂利がお上からその仕事を命じられた場合，次のように行なう。
>
>　①巻厚調査
>目的　全体の劣化深さを把握する。
>調査方法　インバート内面に丈夫な定規をあて水中にいれ，劣化部分との最大すきまをデプスゲージ（又はこれに代わるもの）で測定する。（この方法が取れなくても，何らかの測定方法があるはず。）費用がかからないのでばらつきを考慮し必用のある数を確保する。
>調査結果　データから図示する。コア採取によりおよその劣化深さ（劣化部カット長さ②参照）を書き入れる。
>　　　　　　　　　　
>
>②健全部と劣化部分でコアを抜き（3本づつ）強度の比較を行なう。
>この場合，劣化部分から採取したコアの損傷部分を５〜10ｍｍ程度カットし，影響を受けないようにして置く。損傷部分は上，横からの圧力に対抗し得ないのでカット。
>　
>①と②から打ち替えが必要かどうか，判定できる。
>
>健全部と劣化部でそう強度さが大きくないでしょうから，後は厚みだけの問題でしょう。
>調査方法及びその推定が論理的であれば，どのような方法をとられても通ると思います。
>
>川砂利は，以上のように行なって，最後に何処が悪いと，開き直るのが習性です。
>




川砂利様　お世話になります。

　この工事が何の為に施工されるのか？つまり
なぜこの工事（打替え）をする必要があるのか？
インバートの最低限必要な性能とは？という所から、
たまたま様にご指導頂きました事を参考に調べている最中でした。
そこからどのような調査が必要かが判断できればと考えていた所です。

　そしてこの度の川砂利様のご意見は大変参考になりました。
調査は川砂利様のご意見を参考に実施し、インバートの最低限必要な
性能というものを明確にした上で判定ができる計画を立てたいと思います。

有難う御座いました。


追伸：例のご紹介頂きました「アル骨反応」に一度目ですが目を通す事が出来ました。
　　　アルカリ骨材反応について記載されているのはもちろんの事、セメントの
　　　化合物組成や岩石の種類について詳しく説明されていた事が大変勉強になりました。
　　　また、調査や補修等についても詳しく説明されており、コンクリート診断士を
　　　目指している私としてはとても参考になりました。
　　　私の場合一度読んだだけでは理解できずに、あと数回繰り返してやっと
　　　理解できたという事が多々ある為、もう少し時間をかける必要がありますが。笑）
　　　また宜しくお願いします。

２PAC

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2002-08-21 22:27:53

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