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記事詳細
記事番号
1841
タイトル
Re: 相対動弾性係数
本文
私が勝手に解釈していることですが、
コンクリートの動弾性係数は、供試体を破壊する静弾性係数試験とは違い、 供試体を壊さない非破壊試験から求めることができるようです。 動弾性係数はJIS A 1127にあるように ED=(供試体の寸法等)×質量×一次共鳴振動数の2乗 ・・・① から求まります。 そのEDの初期値と試験値を相対的に表すことで、 その供試体(配合・材料)は耐凍害性があるのか(DFが70%以上)がわかります。 EDの初期値と試験値を相対的に表すと 凍結融解作用をnサイクル受けた時のED÷0サイクル受けた時のED×100 ・・・② となり、②式に①式を代入して、供試体の寸法等や質量の変化は無視できる ものとすると、相対動弾性係数は一次共鳴振動数の2乗だけの式になります。 (厳密に相対動弾性係数を求めるのであれば、供試体の寸法等や質量の変化も 考慮するべきだと思いますが、最終的にDFは整数に丸めて表すため、 よっぽど供試体がボロボロにならない限り、 供試体の寸法等や質量の変化の影響は打ち消されてしまうのかな?) ちなみに静弾性係数試験から動弾性係数を推定する方法ですが、 静弾性係数試験からσ−εの曲線グラフを書いて、 そのグラフの原点から曲線に向かって接線をひいた場合、 その接線の傾きが「概略動弾性係数」と呼ばれ、 動弾性係数の近似値となるようです。 私は、円柱供試体の動弾性係数を非破壊で求めて、 次に同じ供試体を用いて静弾性係数試験をして σ−εグラフから動弾性係数を推定してみたのですが、 だいぶ誤差が生じました。 「この方法では原点付近のデータをより細かく取ることで 動弾性係数の精度は向上する」という結論に達しました。 だいぶ長くなりましたが、 弾性係数については私もまだ謎の部分が多いため、 なにかありましたら教えてください。 お名前
トラック野郎
レスへの感心度
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登録日時
2003-05-22 00:48:43
最終修正日時
2003-05-22 00:48:43
[1840] 削除されました。 [1841] Re: 相対動弾性係数 トラック野郎 2003-05-22 00:48:43 [返信] (私が勝手に解釈していることですが、 コンクリートの動弾性係数は、供試体を破壊する…) [1849] 削除されました。 [1859] 削除されました。 |